27日は、予算決算常任委員会の全体会。
まず、22日に開かれた
予決の分科会の分会長報告と、討論、採決。
私は、補正予算の
金ケ崎周辺魅力づくり事業費について、
反対の討論をしました。
補助金等交付要綱を作成するのに
大手シンクタンク系コンサル会社に
800万円もかけて委託することに疑問であり…
そもそも、
市民の憩いの場である金ケ崎緑地の上に、
オーベルジュを建設することに、
反対している市民は少なくありません。
もともと、福井県が誘致を決めたオーベルジュです。
永平寺町にも、福井県が同じ企業の
オーベルジュを誘致し建設しています。
総事業費約12億5000万円で、
福井県の補助金は2億5000万円ですが、
永平寺町は補助金を出しません。
なぜ、永平寺町は出さなくても良いのに、
敦賀市は出さなければならないのか?疑問であり、
市民の理解は得られません。
次に、崚正会の北條議員が賛成討論をし、
採決では、反対は党議員団の2人だけ…
賛成多数で認めるべきものと決しました。
その後、全体会で、当初予算について審査。
通告書に基づき、16人の議員が、
65事業について質疑をしました。
その中から、抜粋して紹介すると…
デジタル化社会にむけて、
小学生にプログラミング教室をしたり、
中学、高校生に、AIを使って、地域課題を
解決するようなデジタル教育をしたり…
観光振興計画の策定でも、
携帯端末の位置情報データを使って、
人流の調査をするとか…
アナログ人間にはついていけない世界です。
太陽光発電への助成が2016年に廃止されましたが、
復活して、太陽光・蓄電池の導入補助金が
計上されました。←福井県の事業
8件分しかないので「先着順」だそうです。
疋田に、ジビエの処理加工施設を建設するそうで…
今まで、若狭町の処理加工施設に運んでましたが、
敦賀でできるようになります。
しかも、鹿だけでなく、
猪や熊も加工できるそうです。
金ケ崎から敦賀駅までの、
線路敷きを含むJR貨物の土地は、
9億と言われてたけど、4.7億円になったそうです。
交渉がんばった職員さん、お疲れさまでした。
でも…それでも、高いしいらないなぁ〜
駅前のottaの本屋「ちえなみき」は
本屋への指定管理料5350万円、
開発業者への場所代5109万円で、
合わせて維持管理費は1億567万円に。
指定管理料が、1170万円増えたのは、
水曜日の定休日をなくすからだそうです。
…等々、全体会の質疑が終わったのは、6時過ぎ。
7時過ぎるかと思ったけど…
早くすんで良かったです。
次は28日、分科会で、詳細な審査を行います。
私の所属する分科会では、
民生、教育、敦賀病院について。
通告はいらないので、助かります。
しっかり準備したいと思います。
市内の小中学生たちが作ったパール吊るし鶴。
昨年11月の「女性に対する暴力をなくす運動」の
時に作ったものです。
男女参画センターの階段にて。