今日は、福井県女性議員の会で、
おおい町へ研修を受けに行ってきました。
まず、ふくいサーモンの養殖について。
大島漁港から福井中央魚市(株)の舟に乗って、
ふくいサーモンを養殖しているところで、
説明をお聞きしました。
トラウトサーモン(ニジマス)の卵を買って、
大野市の山奥?でふ化させて、
11月頃、おおい町の海面養殖場に放流し、
5月頃、水揚げするそうです。
養殖生けすは4つあり、1つの養殖いけすに
2万匹以上が飼育されているそうです。
餌は、本社から遠隔操作で餌やりをするそうです。
そのための太陽光パネルも設置されてました。
ちなみに、ふくいサーモンは、すべてメス。
オスは海水では育たないそうです。
なので、メスの卵を買っているそうな…
その後、道の駅うみんぴあで、
ふくいサーモン丼を食べながら、
福井中央魚市(株)の方から、←部長さん?
ふくいサーモンについて更に詳しくお聞きしました。
ふくいサーモンは、生食がおすすめで、
甘くて臭くなくて全国的に人気があるそうです。
名水の大野市で、淡水養魚場でも育てていて、
ここでは、自然環境や地域環境に配慮して
生産された水産物であることを示す国際認証
「ASC認証」を取得したそうです。
厳しい基準を満たす必要があり、
淡水サーモンが取得するのは全国初だそうです。
環境だけではなく、社内でパワハラがないか、
なども評価の対象だとか。
世界では当たり前の認証だそうで、
これで、ふくいサーモンが、
世界的にも注目されるようになる、と。
次に、大島漁協組合の方から、
OSB(おおい、水産、ばぁば)のみなさんが、
ふくいサーモンを使ったメニュー開発に
尽力されているお話しをお聞きしました。
OSBのみなさんが開発?した、
ふくいサーモンユッケ丼が、
国産水産物の魅力を再発見する
「Fish−1グランプリ2019」で、
準グランプリに輝いたそうです。
ぜひ、食べてみた〜い!
ちなみに、ふくいサーモンは、
敦賀市でも養殖されていて、
敦賀には福井県漁連の
加工工場もあるんですよね〜
前から視察に行きたいと思いながら、
行けていませんが、
ぜひ、近いうちに行きたいです。
次に、福井県こども家族館について。
ここは、1階と外の無料のところだけ、
孫ちゃん連れて来たことがありますが…
町役場の方の説明をお聞きしながら、
有料の2階以上も見学するのは初めてで、
貴重な経験をさせていただきました。
料理室では、子どもの背丈に合わせ、
調理台が上下できるようになっていたり…
外で、薪ガマでご飯が炊ける施設があったり…
屋内施設では、体を思い切り動かして遊べる
遊具があったり…
これ、敦賀に欲しいです。
いろんな魚が泳いできて、タッチして
カード化するゲームで…
私も試しにやって、汗を流しました。
ボールプール、子ども達、大好きですよね。
その横には、本格的なクライミングの遊具。
2階の授乳室は、プラネタリウムになっていて、
とってもステキでした。
さて…こども家族館は、
福井県の施設でありながら、
福井県から、指定管理料を無料で
委任されているのは知っていましたが…
おおい町として、いくら使っているのか…?
お聞きしたところ、
年間1億円以上かかっている、とのこと。
原発が稼働していて裕福とはいえ、
1億円はキツいですよね。
また、職員は正規2名、会計年度任用職員16名。
でも、足りなくて困っているそうです。
地元町議さんのお話しによると…
家族館に県内外からたくさんの人が来て、
近くの道の駅で買い物をしてくれる、と。
なるほど〜
一定の経済波及効果はあるようです。
最後に、創業支援施設SEE SEA PARKへ。
魅力的なお店があって、
おおいに来ると立ち寄る施設ですが、
説明をお聞きするのは初めて。
ここでは、店舗開業について支援をしていて、
2年間、家賃は1.2万円から2万円まで。
その後、町内で開業をする際には、
商工から補助金500万円があるそうです。
敦賀でも、創業支援が欲しいとの要望があります。
ぜひ、参考にしたいと思いました。