2024年07月11日

平和について考えた1日でした

11日は、福井市で行われた

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟(国賠同盟)の

幹事会に出席し、8月に開催する総会や

次年度の活動について話し合いました。


かつて、治安維持法によって、

戦争に反対しただけで、

検挙し、拷問したことを反省し、

被害者への謝罪と、賠償を求めて

署名や国会請願など取り組んでいます。


戦争の足音が、すぐそこで聞こえてくる…

そんな今の時代だからこそ、

日本を戦争する国にしてはならない!と、

活動してきましたが…


なんと、政府が、敦賀港を防衛拠点の

「特定利用港湾」にされようとしています。


武力攻撃事態は対象としない、

自衛隊は常駐しない、関連施設の整備はしない、

と言うけど…


なし崩し的になるのでは?


あと…原発の防護も念頭に、と言うけど…


逆に狙われる危険が高くなるのでは?と、

思うとゾッとします。


夏に、福井県は国と確認書を交わすそうで…


日本共産党福井県委員会は、

18日に福井県へ反対の要望書を提出します。


私は…保育団体が、敦賀市へ

要望書を提出するのに同席することになっていて、

残念ながら、行けないのですが…


敦賀でも、

この問題を多くの市民に知ってもらえるよう、

宣伝を強めたいと思います。



さて…

夜は、オンラインの憲法学習会でした。


「憲法をいかした社会」について、

室蘭工業大学大学院教授の清末愛砂さんの講演を

Zoomでお聞きしました。


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実は、用事があって、遅れて参加したので、

途中から視聴したのですが…


平和を守るためには、

9条だけでなく、24条も必要。


DV加害者の論理と、

軍事に依拠する安全保障論は根底は同じ。


本質は、支配欲。


足元の平和が、大切。


DVは、私たちの足元である家族が

戦場になっていること。

 
憲法前文には、「全世界の国民が、

ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、

平和のうちに生存する権利を

有することを確認する。」と、

平和的生存権が掲げられている。


恐怖は、戦争、いじめ、ハラスメント、

DV、性暴力など。


欠乏は貧困。


生活の一つ一つが、平和をつくっている。


防衛費の拡大は日常生活を逼迫をもたらし、

平和的生存権や生存権を否定するもの。


平和であるからこそ、

持続可能な社会は成り立つ…等々。


オンライン憲法学習会は、今日が最後でした。


100人近くが受講されていたそうです。


大変わかりやすく、世界情勢なども視野に入れ、

タイムリーな問題についても、

解明してくれる学習会でした。


ぜひ、また、機会があれば、受講したいです。


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 日記2020.1〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする