今日は、3日ということで、
恒例の平和のスタンディングの日でした。
澤地久枝さんの、
毎月3日に、「アベ政治を許さない」を
掲げようという呼びかけに賛同し、
9年前の11月3日から、
有志で平和堂前で
「アベ政治を許さない」「憲法を守りいかそう」の
プラスターを掲げて立っています。
その後、首相がかわっても、
平和を守る行動の日として続け、
今年の9月からは、
「敦賀港を軍事利用しないで」も追加。
今日は、おりしも、11月3日。
日本国憲法が公布された日で…
スピーチする方が、
憲法について、熱く語られていました。
その後、中池見湿地へ。
昨日の議会報告会で、
中池見湿地のスロープカーを
再開して欲しいという要望が出されたので、
現状を見に行ってきました。
まず、藤ヶ丘側の駐車場から、中池見湿地へ。
議会答弁では、スロープカーだけでなく、
木道の改修が必要と聞いていましたが、
確かに、スロープカーまでの木道が、
傷んでいてました。
スロープカーを横目に、
中池見湿地までの山道を登りましたが…
運動不足の私には、きつい…😞💧
体が不自由な人や小さな子どもには、
やはりムリ。
次に、樫曲側から、中池見湿地へ。
敦賀市は、
藤ヶ丘から中池見湿地に登れない人は、
樫曲から行けるし、
歩行が困難な場合、電話してくれたら、
樫曲から自動車での乗り入れを許可するので、
スロープカーは必要ないと言いますが…
樫曲側の入り口に、
通せんぼするかのように立っている黄色い看板には、
「許可を得ていない車両の進入を禁止します」と。
赤い文字の看板は、「自動車での入園について
歩行が不自由な方には個別ご案内していますので
ご連絡ください。
なお、自動車での入園は原則禁止です」と。
こんな看板見ると、遠慮してしまいますよね〜
ムリ言って車で中池見に行って、
中池見の保全に迷惑かけてはいけないし…
実際、車で行く人は少ないようです。
私も、かつて、小さい孫ちゃん達3人つれて
樫曲側から行こうとしましたが、
ベビーカーを押すには、ガタガタ道で大変だし、
歩き疲れた孫ちゃんたちに
「おんぶ」「だっこ」とせがまれ…
かと言って、
電話をして車で行くのも申し訳ないしなぁ〜、と、
挫折して帰ったことがありました。
現在、樫曲から中池見湿地までの道には
鉄板が敷いてあり、歩きやすかったですが…
新幹線工事の後の、整備事業のためで、
事業が終われば鉄板は撤去されるだろうし…
歩きやすいように道路を整備することで、
自然破壊になってもいけないし…
いっそ、バイパス側から、
行けるようにできないか?
などと、考えながら、中池見湿地へ。
秋の中池見湿地、良いわ〜…💓
行く度に、いろんな景色を見せてくれる
中池見湿地です。
さて、敦賀市の説明では、
スロープカーを再開するためには、
木道の更新に4500万円、
スロープカーの新設に1500万円、
あわせて6000万円が必要で、
予算がない、とのことですが…
敦賀市は、
金ケ崎緑地のオーベルジュの誘致に
補助金を10億円を出す計画があります。
維持管理費だって、
駅西の「ちえなみき」は、
指定管理料や場所代など、毎年1億円で、
リラ・ポートの指定管理料も
毎年1億3000万円ですが…
中池見湿地のスロープカーの維持費は
年間30万円ほど。
しかも、市民の税金は使って無くて、
昔の大阪ガスからの寄附金だったり、
「中池見のために使って下さい」
という、ふるさと納税だったり…
市民の税金は使われていません。
もちろん、市民の血税を一円もムダにできないし、
いくらでも出せば良いというわけではないですが…
ラムサール条約に登録されている中池見湿地は、
世界でも稀な10万年前の泥炭層からできていて、
73種のトンボや
75種の絶滅危惧動植物が生息していて…
ぜひ、みなさんに訪れて頂きたい敦賀の宝です。
松宮市議が、9月議会の一般質問で、
スロープカーの運行再開を求めたばかりですが…
どうしたら良いか、
みなさんと知惠を出し合いたいと思います。