「気をつけて帰りや〜」と布団の中から声をかけたものの、
やはりここは起きて、外で見えなくなるまで見送るのが母親の役目…
うちの母もいつも私にそうしてくれてるし。
エイヤ〜ッと起きて、
軽く上着を羽織り、外へ出ました。
エンジンをかけても、さすがハイブリッド車…静かです。
「飛ばしたらアカンで〜」
「うん」
「無理しなや〜」
「うん」
「ボチボチ帰りや〜」
「うん」
「また帰っておいでや〜」
「うん」
やはりここは起きて、外で見えなくなるまで見送るのが母親の役目…
うちの母もいつも私にそうしてくれてるし。
軽く上着を羽織り、外へ出ました。
「飛ばしたらアカンで〜」
「うん」
「無理しなや〜」
「うん」
「ボチボチ帰りや〜」
「うん」
「また帰っておいでや〜」
「うん」
そして、静かに走り出す車を見送って、
な〜んか不思議な感じがしました。
つい数年前、敦賀にいたときは、反抗期の真っ最中…。
夜中に爆音でバイクを乗り回し、
ご近所のみなさんに頭を下げて回っていたのが嘘のように
静かな車で静かに大阪に帰って行った息子…。
大人になったなぁ…と布団の中で涙がこぼれました。
な〜んか不思議な感じがしました。
夜中に爆音でバイクを乗り回し、
ご近所のみなさんに頭を下げて回っていたのが嘘のように
静かな車で静かに大阪に帰って行った息子…。
大人になったなぁ…と布団の中で涙がこぼれました。