2011年02月12日

戦争はやめて!…お年寄りの思い受けとめて

今日、訪問した一人暮らしの86才のおばあさん。

「足が痛くて、何もできんの…」と玄関の上がり口に座られたので、「たいへんですね」と、私もいっしょに玄関口にしゃがむと、「お願いだから、戦争だけはしないでね…」と、いきなり言われました。

「私の父は、私が小学校4年生の時に、戦争で死んだの。母は、父も夫も弟も戦争で亡くして、私ら子ども6人連れて海に沈もう思うて…私ら、どんだけ、海に連れてかれたか…。でも、母は、どの子から先に海に沈めようか決心できんかって、結局、あきらめたの…。私は、下の妹を毎日負うて学校通うて、勉強させてもらえなんだの。悲しかったわ〜。戦争だけはしないでね…本当に、お願いだから…」
涙を流しながら話されるおばあさんの話しを、私もボロボロ涙流しながら聞いていました。

戦争は国レベルの問題ですが、決して、自治体はまったく関係無いという事はありません。

憲法を改正する国民投票法が2007年5月に成立し、2010年5月に施行されましたが、そのために、敦賀市でも、約400万円を使って「国民投票投票人名簿システム構築事業」が行われました。

憲法9条を変え、戦争できる国にする準備が、地方自治体としても整ったわけです。

戦争で亡くなられた方々には、みな家族がありました。

そして、残された家族の悲しみ、その後の生活の苦しさは、みなさんそれぞれ違うし、その体験を語ってもらうことが、戦争を起こさせないためにも、今こそ必要だと思いました。

「敦賀には、憲法9条を守る『9条の会』があって、平和への思いを綴った文集を作ったりして、二度と戦争をおこさないよう運動をしてるんですよ。ぜひ、おかあさんも戦争体験を書いて下さい」とお願いをして帰って来ました。
posted by きよこ at 01:16| 日記2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする