2006年3月。
日本共産党の吉井英勝衆議院議員が、今回の福島原発事故と同様の事故を予測し対策を迫ったの国会での質問に、インターネット上で「完璧に問題点予見し指摘している」「非常に論理的でぐうの音もでない」「こうなると福島原発の事故は人的災害かも」等々…反響が相次いでいます。
吉井さんは、地震による原発のバックアップ電源破壊や津波による機器冷却系喪失により、最悪の場合には炉心溶融、水蒸気爆発、水素爆発が起こりうることを具体的に追及していました。
(吉井英勝衆議院議員のホームページ参照)
ちなみに、その時の吉井さんの質問で、津波で引き波が発生した場合、日本の原発の約8割にあたる43基で、冷却水が一時的に海から取水できなくなることも明らかになり、私は、2006年の3月議会の一般質問で日本原電の引き波の対策について質問したことがあります。
吉井さんの国会での質問を改めて見ると、今回の福島原発の事故は、「想定外の事故」ではなく「想定されていた事故」であることは明らかです。
明日、日本原電や日本原子力研究開発機構などから敦賀市議会に説明があるそうですが、まだ収束していないのに…そうそうに安全宣言

じっくりお話をお聞きし、万全の対策を求めたいと思います。