2011年06月12日

尾木直樹先生のこと

今日の福井新聞の別刷りに「尾木ママ流子育て指南」と題して、教育評論家の尾木直樹さんが、映画「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」のPR役親善大使に決まった…との記事が掲載されていた。

最近、「尾木ママ」の相性で親しまれて、テレビで引っ張りだこの尾木先生。

まだ私が市会議員になるずっと前…子どもを預けていた無認可の「つくしんぼ保育所」で、子育て講演会の講師で来られたことがある。

よく「赤旗」新聞に教育評論家として登場していた尾木先生の講演はとても面白く、子育ての悩みが吹き飛ぶようなお話だった。

その後、新婦人の子育て小組で、「子育てゼミ」と称して、アトピーや性教育、不登校の問題など6回の連続講座を企画したとき、教育問題の講師を尾木先生に依頼しようと尾木先生の家に直接電話をした。

そのころの尾木先生は、新聞の連載や講演活動はされていたけれど、テレビにはタマにコメントで出演されるぐらいで、講演料はそれほど高く無かった。

「学校の教育問題についてお話をして欲しい」とお願いすると、尾木先生は、旅費や講演料を若いお母さん達が工面するのは大変じゃないかと逆に心配され、「教育問題なら、私がわざわざ東京から行って話をしなくても、敦賀に組合活動をされている良い先生がおられるでしょう。運動をこれからも発展させる上でも、地元の先生にお願いする方が良いのではないか」とやんわりと断られた。

それでも、なんやかんや、先生は30分以上話をされた。←ほとんど覚えていないが…。

つくしんぼ保育所の講演で話しを聞いた、赤旗新聞の連載を読んでいる、と言って電話をしてきた見ず知らずの若いお母さん相手に、長々と電話で話しをしてくださった誠意ある尾木先生のファンになり、尾木先生が敦賀に来られると必ず講演を聞きに行くし、テレビに出演していると、ついつい見入ってしまう…。

テレビを見ていると…以前に増して「オネエキャラ」に磨きがかかりすごいことになっているが、話される内容はとても深い良い話で勉強になる。

これからも、大いに活躍され、多くの人に感動と癒やしを与えて欲しい。
posted by きよこ at 00:27| 日記2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする