2011年06月16日

学習会「福島原発事故にどう向き合うか」

6月14日にあいあいプラザで、原発学習会「福島原発事故にどう向き合うか〜医師の立場から〜」(講師:平野治和医師・福井光陽生協病院院長)がありました。

一番心に残っているのは、福島県川内村の村長さんの避難放送

村長「また川内村にお戻りになった時は、村の再生のためにいっしょにがんばっていきましょう。みなさん、お元気で…」

原発事故が起こる前までは、子どももお年寄りも、生き生きと暮らしていた様子が映像で映し出されていて…涙が止まりませんでした。

そして、講演最後のナターシャ・グジーの「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)の演奏の映像は、福島原発事故とチェルノブイリ原発事故の被災者のみなさんと重なり、胸が熱くなりました。

子どもの頃にチェルノブイリ原発事故で被災し、歌手となって日本で演奏活動しているナターシャさん。

何度かコンサートを聞いたことがありますが、村が汚染されたため、未だに故郷に帰られずにいるとのこと。

福島のみなさんは、いつ帰ることができるのでしょうか…。

一刻も早い事態の収束を心から願うと共に、決して同じ過ちを繰り返してはならないちっ(怒った顔) そのためにがんばらなくてはexclamationと強く思いました。

るんるん「いつも何度でも」

 呼んでいる 胸のどこか奥で
 いつも心躍る 夢を見たい
 かなしみは 数えきれないけれど
 その向こうできっと あなたに会える

 繰り返すあやまちの そのたび ひとは
 ただ青い空の 青さを知る
 果てしなく 道は続いて見えるけれど
 この両手は 光を抱ける

 さよならのときの 静かな胸
 ゼロになるからだが 耳をすませる
 生きている不思議 死んでいく不思議
 花も風も街も みんなおなじ
posted by きよこ at 23:59| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする