敦賀には、建設当時の姿を残す、現存最古の鉄道トンネルがあります。
まさに、オンリーワン


愛発地区の刀根へ向かうと…見えるけど…そのまま車道を走ると迂回してしまうため、車を停めてトンネルの方へ歩いて行きました。

映画「千と千尋の神隠し」みたい…ちょっとドキドキ…


トンネルのすぐ近くに「小刀根トンネル」とあります。
明治14年に貫通したそうです。
ちなみに、敦賀と滋賀の県境の柳ヶ瀬トンネルは、
明治17年完成当時、日本最長(1,352m)で技術進歩に大きく貢献し、 現在、道路トンネルとして使用中では2番目に古いトンネルだそうです。
この小刀根隧道や柳ヶ瀬隧道を「欧亜国際連絡列車」が通っていたんですよね。
ちなみに、「欧亜国際連絡列車」は、東京〜敦賀間は汽車、敦賀〜ウラジオストック間は船、ウラジオストック〜ヨーロッパ間は列車という、果てしなく長〜くて乗り継ぎが必要(日本海があるし…)なのに共通の切符で行けたというからすごい

愛発には、「きわめて技巧的な城郭」「ここまで良好に管理され、遺構が完全に残っている城址は珍しい」と言われる国指定史跡の玄蕃尾城もあるし、史跡の宝庫です。