2011年08月14日
敦賀に四年制の大学が必要…?
私が市議になるずっと以前、敦賀短大を四年制にするという話が議題となり、日本共産党の先輩議員たちが費用対効果の面で反対していたことを覚えています。
ちなみに、敦賀短大をつくることにも反対していたらしいです…(私が敦賀に来る前の話)
敦賀短大は、1986年に開校され、当初は女子短でしたが、生徒数の定数割れが続き、男女共学にしたとのこと。
さて、今年で25年たった敦賀短大を廃校にし、17年目を迎えた看護専門学校を発展的解消?をし(ようは廃校)、新しい看護学部だけの四年制の大学をつくる、という計画があります。
そこで、12日、議会の「敦賀短大等調査特別委員会」の学習会が開催され、敦賀市側の計画や他市の状況など説明を受けました。
市側の資料は、一生懸命に推進しているだけあって、四年制の大学が出来れば、若者も集まるし、看護学部ができれば医療の質も向上し、看護師不足も解消するけど、このままじゃ敦賀は若者がいなくなって、敦賀の医療も低下してしまう…というもの。
だけど…果たしてバラ色の敦賀市が待っているのか?
市民温泉リラポート作るときも、管理費用が大変だとの議員たちの声に、赤字なんて出ない、バラ色の計画を示していましたよ?
敦賀短大の改築費用、四年制大学の運営費用(年間約3億円?)等々、市民負担に市民は納得するのか?疑問です。
今後、12月議会以降出される予算や議案の採決でどのような態度をとるのか、判断するための調査を、特別委員会として独自にしていくことを決めました。