今日は、福井市の中央公園で、「フクシマと共に9.11パレード福井」が開催されました。
早い時間に到着し、初めはパラパラの人で心配しましたが、11時を過ぎるとだんだんと人が増え、パレードが始まる頃にはたくさんの参加者…

陶芸や野菜、飲み物などを販売する人もいて、賑やかに集会が開催されました。
展示されていた俵万智さんの句「子を連れて 西へ西へと逃げてゆく 愚かな母と言うならば言え」を見て、私も子どもを持つ母として、胸が熱くなりました。

パレードはフェニックスプラザを通って駅前を通り西武で解散…。
先月の8.11よりも多い参加者、子ども連れのお母さん達もいて、ラップ調の歌にあわせ楽しくパレードすることが出来ました。
解散後はアオッサで署名行動。
30分間で、たくさんの署名が集まって良かったです。
さて、その後、390円のおろし蕎麦を食べて、アオッサの下でコーヒーを飲んで、新婦人主催の映画「春との旅」へ。
入館するのにチケットが見あたらず、時間がかかり、中に入った頃にはすでに始まっていて、真っ暗の中、手探り状態でなんとか空席を見つけて座ることが出来ました。
映画「春との旅」は、失業した孫が、おじいちゃんを連れて、おじいちゃんの兄弟の家を回る話で、おじいちゃんがワガママ放題で…私の父とそっくり…

私は涙腺が極端に弱いため泣けました

が、クライマックスあたりから疑問に感じる展開になり、ラストシーンではあまりにあっけない終わり方…。
おじいちゃんや春のような「依存と共依存」の家族は日本では多いけど、「いつまでも一緒」って、本当にそれで良いのか…。
生活相談の中でも、親や子、孫とか離れたくても離れられず泥沼というか、がんじがらめになってる家族があって…ある程度距離がある方が良いよ、とアドバイスしたところで、家族だからこそ切っても切れない、離れられない…大変だ。
しかも、おじいちゃんが死んで解決という話では無い、難しい問題の映画やなぁ…と重い気持ちで帰途につきました。