2011年09月24日

学習会「放射線被害を正しく知るために」

今立で開催されたサヨナラ原発福井ネットワーク主催の学習会「放射線被害を正しく知るために」に参加しました。

講師は、元放射線医学総合研究所主任研究官の崎山比早子氏。

放射線によるDNA損傷、修復とがんの発生、被曝線量と発がんの関係、
原発事故とヨウ素・セシウムなどについて話されました。

ヨウ素が甲状腺にたまる事はよく知られていますが、セシウムも甲状腺にたまるそうです。

子どもは特に大量に…。

ベラルーシではアップルペクチンを飲ませた子どもと飲ませない子どもでは、飲ませた子どもの方が約5倍近くセシウムの排泄が多かったとか。

帰り際に買った、「低線量内部被曝から子どもを守るために」という冊子によると、リンゴ、桃、イチゴ、サクランボ、レモン、オレンジ、スモモ、クルミなどにもセシウムを体内に排泄させるペクチンが多く含まれているそうです。

専門的な感じで少し難したかったですが、日本のように「原発は安全」「放射能は安全」という教育でなく、ヨーロッパのような、放射線から身を守る教育こそ必要だと実感した学習会でした
posted by きよこ at 23:00| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする