2012年01月19日

さよなら原発福井県集会inつるが

19日、「3.11さよなら原発福井県集会inつるが」を開催するにあたって、14人の呼びかけ人を代表して、山本富士夫氏、平野和治氏、佐藤辰弥氏が記者発表をおこないました。

以下、呼びかけ文です。

  新月やや欠け月半月三日月満月

「県民のみなさんへの訴え」

 みなさん、経済不況、消費税、社会保障・福祉の切り下げ、沖縄米軍基地、実態は収束とは程遠い福島第 1原発事故の現状と漂流する住民、それでも原発再稼動や増設を叫ぶ人々。難題山積みの激動の情勢の中で、わたしたちは3月11日の福島第一原発事故から1年目の日に敦賀市で多くの福井県民が集まり「さよなら原発」の思いを話し合い世論に訴える「3・11さよなら原発福井県集会 inつるが」の開催を決め呼びかけ人として立ち上がりました。

 世界一の原発集中立地の福井県では、立地地域であるがゆえに反対や抗議の意思表現が許されない現状が、議会や首長の発言から重く響いてきます。

 政府・経済産業省は、原発の稼動を40年を上限に制限するといいながら最長60年まで延長可能な特例を認め、ストレステストの審査を進めて再稼動への道筋を急ぐなど原発推進政策を変えていません。

 いま大切なことは、福島第1原発事故を繰り返さないために「全ての原発とさよならする決断」です。

 だからこそ、原発集中自治体の敦賀市で県民の声を集めて「さよなら原発」の国民的行動として取り組むことに大きな意義があります。

 ぜひ、「3・11さよなら原発福井県集会inつるが」へのご参加とご協力を福井県民のみなさんに訴えます。

 1、全ての原発とさよならする決断を。
 2、高速増殖炉「もんじゅ」を今すぐ廃炉に。 
 3、40年を超える老朽化原発の運転を再開せず廃炉に。

呼びかけ人
 小畑 昭八郎(小浜市・詩人)
 佐藤 辰弥 (弁護士)  
 島田 広  (弁護士)
 嶋津 弘隆 (弘誓寺後継住職)
 白崎 良典 (光照寺住職)      
 杉原 厚子 (敦賀市・自然と環境を考える会)      
 坪田 嘉奈弥(敦賀市・元高校教諭) 
 西山 秋蘭 (書道家)  
 平野 治和 (光陽生協病院院長)   
 松原 未湖 (川柳作家)
 蓑輪 秀邦 (仁愛大学名誉教授)   
 森  透  (福井大学教授)
 屋敷 絋美 (元JA福井市部長)
 山本 富士夫(福井大学名誉教授)


posted by きよこ at 23:12| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする