2012年02月13日

駅周辺整備調査特別委員会がありました

敦賀市議会の「敦賀駅周辺整備調査特別委員会」がありました。

まず、「敦賀駅バリアフリー工事について」説明がありました。

なんと、工事が難航しているとのこと。

杭をうって泥を排出しているのですが、ホームの下に玉石層があって、崩壊の恐れがあるため工事がずれ込み、完成が今年の秋になるそうです。

次に、「敦賀駅交流施設について」説明がありました。

当初、交流施設の二階に観光案内所を作る予定でしたが、一階にもってくることが決まったそうです。

また、交流施設について、指定管理者制度を導入し、管理費を安く抑える予定とのこと。

なお、供用開始は来年の夏頃だそうです。

最後に、「敦賀駅西地区土地活用事業計画の中間とりまとめについて」説明がありました。

現在、駐車場になっているいわゆる「Aゾーン」について、当初の予定通り「男女共同参画センター」「子ども一時預かり施設」「商業施設」「駐車場、駐輪場」に加え、敦賀らしく?「日本原電の学習施設」「日本原子力研究開発機構の研究所」、そして今回、新たに「ハートフルスクール」「健康交流施設」を加えた施設を整備(建設)するとの説明でした。

今回はあくまで中間とりまとめであり、夏におこなわれる「原子力大綱」「エネルギー基本計画」の見直しによって、「日本原電の学習施設」「日本原子力研究開発機構の研究所」の併設だけでなく、「Aゾーン」の施設整備全てが見直されることになるやもしれない…との、ハッキリしない説明でした。

そのため、私は、「計画されている新幹線建設費用の地元負担、在来線の第三セクター化による地元負担など、今後、新幹線関係だけでも巨額の税金投入が予定されており、原発推進政策が堅持されても、自治体の財政困難は予想されるため、不要不急の施設整備はすべきではない」と意見を述べました。

また、「健康増進で医療費を削減する…」等、力説されましたが、健康のための施設は、健康管理センターや総合運動公園、市民福祉会館、リラポート等…市内にはたくさんあります。

公民館や町内会館での取り組みもあります。

そのため、私は以下の通り、意見を述べました。

「箱物建設が前提で、あとから『医療費削減のために健康施設を』等、あれこれ理由付けをしているようにしか思えない」
「将来、必要となるものを、その時代の市民が作れば良いのではないか?」
「今後、新幹線問題など財政面で非常に厳しくなるため、維持に多額のお金が必要となる箱物建設はせず、駐車場として残すべき」
「健康のためであれば、今ある施設の充実こそ必要ではないか?」
「ハートフルスクールや若者の自立支援の施設を駅周辺に整備することは賛成だが、わざわざそのための施設を駅西地区に建設するのではなく、巨額な財政負担を強いるようなことがないよう空き店舗、空き施設の利用などで実施すべき」
posted by きよこ at 23:49| 議会、議員活動2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする