2012年05月29日

北陸新幹線の討論集会

26日、福井市文化会館で、「新幹線敦賀延伸は必要か? 討論集会」がありました。

主催は「北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会」です。

始めに「会」の取り組みと運動の提起があり、「会」としては、県民の足を守るということを目標に運動をすすめていくことを確認した後、下記の代表発言がありました。

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かわいい「富山県における運動について」・・・北陸線・ローカル線の存続と公共交通をよくする富山の会

 先行事例を調査し、第三セクタター化の問題を明らかにしてきた。
 北陸本線アンケートを県内19駅周辺住民からとり、その内容をシンポジウムで報告し、提言にいかしてきた。
 これまで、2002年から2011年までに第4次提言まで出してきた。
 これらが、県議会の質疑や対策協議会などで活用され、昨年の県議会で「並行在来線の経営安定のため、国JRの支援を求める決議や意見書」が全会一致で採択されるなど生かされている。などなど…。

かわいい「北陸本線は、学生たちにとって大切な通学手段」・・・福井県高等学校教職員組合

 嶺北地域の鉄道利用状況は、就学者が約47%、高齢者が約9%で、在来線は交通弱者にとって必要不可欠。
 東北新幹線新青森延伸にともない、第三セクターとなった在来線では、運賃が1.5倍値上がりした。
 交通弱者の立場に立った鉄道体制が必要。

かわいい「国労及び働く者の立場から」・・・国労福井県支部

その後のフリー討論では、会場の参加者から、福井駅の新幹線ホームの対応年数の問題、枝線の廃止問題、赤字によって安全に対する設備投資ができなくなる問題、利便性の低下、フリーゲージの問題など話されました。


posted by きよこ at 13:05| 日記2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする