災害に備えて水道水をペットボトルに入れて保存しているそうです。
2012年11月03日
女性後援会でエコツアー(その2・飯田市)
伊那市での見学の後、飯田市へ。
まずは、「水引の郷 山都飯田」で昼食。
団体客専用のドライブインのようなところでした。
ビックリしたのが、お味噌汁に…な〜んと「寒天」が入ってました。
初めて食べる郷土料理にテンション上がりました
飯田市では、市役所で担当課の方より説明を受けました。
災害に備えて水道水をペットボトルに入れて保存しているそうです。
さて、飯田市は、日照時間が全国平均より長く、2121時間。
また、中部電力管内ですが、もし、電線が切れれば電力が使えなくなる可能性があるため、時前のエネルギーを作る必要がある、更に、温室効果ガス排出削減のため、「環境モデル都市」として、「おひさまのエネルギー」の利用を考えたそうです。
ただ、行政では国の補助金がもらえないため、受け皿としてNPOにお願いしたそうです。(後にNPOが有限会社を経て、現在、株式会社になった)
まず、平成16年、公共施設に太陽光発電を設置しました。
目立つところとして、保育園に設置(←発想は伊那市と同じ)。
こうして、公共施設を始め一般家庭にも太陽光パネルを普及し、2030年に40%を目標に、現在、5%(約2000軒)の世帯に普及されているそうです。すご〜い
さて、このように普及がすすむ大きな要因は…「おひさまファンド」による「おひさまゼロ円システム」
「おひさま進歩エネルギー(株)」が、全国的に出資者を募り、その出資金を使って、太陽光パネルの設置を希望する世帯に「無料」で設置します。
無料で設置してもらったお宅は、発電で生まれた収益から「おひさま進歩…」へサービス料を支払い、「おひさま進歩…」は元本と利益を出資者へ分配金するという仕組み。
現在は、太陽光だけで無く、バイオマスにも力をいれているそうです。
「雇用は?」との質問に、「2億の事業が市内の業者に降りているので、雇用につながっていないはずはない」との回答でした。
説明の後、市役所の近くにある「エコハウス」の見学に行きました。
昨年、市議会の視察で目の前を歩いて通りながら、視察項目に無いため通り過ぎざるを得なかった「エコハウス」…
←中学生が植えたという有名な「りんご並木」。
「りんご並木」の前に、「エコハウス」があります。
さまざまな工夫を凝らし、省エネ、再生可能エネルギーの利用で環境に優しい住宅になっています。
この風力発電と太陽光発電システムでりんご並木の夜間の街灯を賄っています。
伊那市も飯田市も、地域の特性を生かして、再生可能エネルギーの普及に明確な「ビジョン」を持って取り組んでいます…うらやましい…
敦賀市も、8割が山。
バイオマス、小水力、波力…これらの資源を生かして再生可能エネルギーの普及にぜひとも取り組むよう、これからも議会内外で頑張りたいと思いました。
帰りの高速のパーキングで食べた「凍天」(しみてん)。
テレビでみたことあるなぁって思って食べたら最高
楽天グルメ大賞2005総合一位だそうです。
←揚げドーナツの中に、草餅が入ってました。
災害に備えて水道水をペットボトルに入れて保存しているそうです。