新婦人は、1962年に、平塚らいてうさん、いわさきちひろさん、壺井栄さん、羽仁説子さんらの呼びかけにより結成された、個人加盟では日本で最大の女性団体です。
2003年には国連の特別協議資格を取得しています(NGO)。
さて、敦賀支部の会長、勝山さんが乾杯の挨拶。みんなでお茶で乾杯
勝山さんはお母さんが敦賀の新婦人を立ち上げたお一人で、初めは名前だけの会員だったそうですが、保育園の時間延長(3時から5時までに…)を実現したことをきっかけに、新婦人の活動に力を入れ、休日急患センターの建設や保育所の増設など、実現してきたそうです。
←河内さん
河内さんも50年前に敦賀の新婦人を立ち上げた時のお一人。
終戦後、たいへんな暮らしの中で、「国のつくる婦人団体で無い、私たちの婦人団体をつくろう」という呼びかけに感動して、「敦賀で新婦人をつくろう」と仲間を増やして立ち上げた、とのこと。
母親大会に参加するために、リアカーを引いて、物資やカンパを集めて回ったという苦労話など聞かせて頂きました。
私と新婦人との出会いは…今から、40数年前。
当時、公害がひどい大阪で暮らしていました。
父親が、公害反対署名を会社の組合で取り組み始め、母親も手伝うように…。
その中で、母親は新婦人と出会い、「子どもたちのために」と新婦人に入会し、公害反対署名や平和運動に携わるようになりました。
幼稚園児だった私も、母の行く先々の玄関を「公害反対の署名をお願いします」とノックして回ったのが私の活動の始まり…?
で、私が新婦人に入会したのは娘が産まれてすぐ、24歳の時です。
その後、子育て中の仲間と、子育てゼミや親子リズムをしたり、子どもの医療費の無料化署名や保育を守る署名活動などなど…様々な取り組みをしてきました。
また、市会議員になってからは、新婦人のみなさんが周りの方からお聞きする願いを要望書として毎年、敦賀市に提出し交渉をしてきました。
それらの中で、子どもの医療費の無料化の拡大、学校図書室への司書の配置、学校給食の菜種油への変更、男女共同参画センターでの月曜日開館などなど…実現に結びついてきたのも、新婦人があればこそ
きっと、たぶん、次の50年後、100周年を迎える頃には私はいない? 生きてれば98歳ですが…
これからも、女性の願いを実現するために、みなさんと一緒に頑張っていきたいです。
(ぼかしてます)
念願の長兵衛さんで…
←これにぷらすアラ汁も出ました。めちゃ美味