今日(5日)は、粟野地区の福祉委員協議会がありました。
そこで、地域コミュニティパートナー養成研修ということで、「認知症の方を支えるための地域づくり」の講義がありました。
講師は、嶺南認知症疾患医療センターの方です。


福祉委員の役割は「見つける(早期発見)」「知らせる(相談窓口、関係機関)」「ひろめる(啓発)」「繋がる(地域の架け橋)」こと。
そのためには認知症について正しく理解することが大事…とのこと。
で、認知症について詳しく、わかりやすく説明をして下さいました。
・認知症は脳の病気だけど、内科の病気や外科の病気でも認知症になる。
・認知症は治療しないと、一年間で10%進む。
・治る認知症もあるので、早期発見が大切。
・60歳以上の30%がMCI(軽度認知障害)で、MCIの方は10倍認知症になりやすいため、早期に専門家に見てもらう必要がある。
・福祉委員が、気になる方を早期に発見し、地域包括支援センターに相談し、地域でつながって見守っていくことが大切。
などなど…。
私の町内の福祉員会は、これまで、月に2回の「ふれあいサロン(介護予防事業)」と年に1回の福祉映画会、カラオケ大会、子ども会と見守り隊のみなさんとの餅つき大会など…行事を中心に行ってきました。
また、気になる方の見守りや声かけなども行ってきましたが、研修を通じて、これからは、もっと日頃の見守り活動に力を入れなくちゃ〜

と、町内の福祉委員長として決意を新たにしました。