2013年06月10日

母親大会で鎌仲さんの講演

9日、福井県教育センターで開催された福井県母親大会に参加しました。

はじめに映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を観ました。

2011年12月に大野市で観たので、2回目です。

山口県の祝島では、29年間、中部電力の上関原発建設に反対し運動しています。

29年間、毎週、休まずデモをしているおばあちゃんたち…。

暮らしがかかっている、と船上抗議をする漁業者。

「祝島で暮らしたい」とUターンして農業、業業をしながら、原発反対運動に取り組む若い人達…。

2回目ですが…感動して涙、涙、涙もうやだ〜(悲しい顔)

さて、映画の後、映画を作った鎌仲ひとみさんの講演がありましたが…ビックリぴかぴか(新しい)

「ミツバチの羽音と地球の回転」「六カ所村ラプソディ−」で登場する鎌仲さんのイメージと全然違って、とっても明るくユニークな方でした黒ハート

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1998年、NHKでテレビ番組をつくるためイラクに行って、劣化ウラン弾で被曝した子ども達が、抗がん剤も無く、死んでいく姿を見てショックを受けた。

日本で600万人が放送を見たが心に届いていないことが分かり、映画を撮るようになった、とのこと。

また、テレビの取材でイラクに行った時、バグダッドでアメリカの空爆にあったが、劣化ウラン弾によって被曝していたことが後で分かった。

日本は被爆国でありながら、放射能のことを学校で教えないし、知らされていない。

福島の親子は、政府が「福島は安全です」と言うたびに、「私たちは見捨てられた」と感じている。

エネルギーと戦争は深く関わっている。

アメリカがイラクを攻撃したのも油田が欲しかったから。

また、原発の燃料をつくる行程で出来る残りかすで劣化ウラン弾が作られているため、日本の原発がアメリカの核兵器戦略を支えていると言える。

だから、原発をなくし、再生可能エネルギーをすすめることは、平和に繋がる。

また、エネルギーは民主主義の問題とも深く関わっている。

祝島でも六カ所村でも、民主主義が無く押しつけられている。

民主的にすすめるためには、情報公開、住民参加が大切。

などなど…。

もっと聞きたかったのですが、残念ながら時間ぎれ…バッド(下向き矢印)たらーっ(汗)

現在、5作目を作成中とのこと、ぜひ、観たいです手(チョキ)
posted by きよこ at 00:32| 原発関連2010.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする