今日(22日)、映画「渡されたバトン さよなら原発」の福井上映会です。
脚本はジェームス三木で、新潟県巻町で原発建設を阻止した物語です。
と き 22日 10時、14時、18時の3回上映
ところ 福井県国際交流会館多目的ホール
入場料 前売り1200円 当日1500円
お問い合わせ 0776-27-6648
1993年の冬、敦賀でも日本原電3,4号機増設の是非を問う住民投票を求める運動があり、私も署名をあつめに軒並み回りました。
ほとんどの家で断られず、「もう、これ以上、原発はいらない」「子どもや孫の代まではいらない」「原発事故が心配」「住民に是非を問うことは必要」等々、署名をしてくれました。
障がいを持った方は、家の中をはって出てきてくれて署名をしてくれました。
「原発事故が心配で、ムラサキツユクサを植えている」というおばあちゃんもいました。
当時、必要な署名は有権者の50分の1で、1200筆。
住民票に登録された正式の住所でないとダメ。
印鑑もしくは拇印が必要。
署名を集められる期間は1ヶ月。
限られた日数の中ではありますが、集まった署名は、必要な数の10倍以上、12000筆を超える署名が集まりました。
そして、1993年12月の臨時議会。
「住民投票条例」に賛成したのは共産党市議3名ともう1名だけ。
いとも簡単に不採択とされてしまいました。
その後、1996年夏、新潟県の巻町で原発建設の是非を問う住民投票が行われ、福井からも何人か応援に行きました。
私は子どもが小さかったので行けませんでしたが、夫が我が家を代表して行ってくれました。
そして…巻町では原発建設反対派が圧勝
その後、裁判もあったそうですが、2004年、東北電力は原子炉設置許可申請を取り下げました
さて、下の写真は巻町へ応援に行った面々…。
左から…故上野寿雄元敦賀市議、故山田興宗敦賀市議、渡辺三郎元福井県議と佐藤正雄福井県議。
当時、こんな看板が町のあちこちにたてられたそうです。
福島原発の事故の後となっては、私たちの目には白々しく見えますが、残念ながら、今の安倍政権の売り文句と一緒…
さて、映画は夜、観に行きます
楽しみです