今日(27日)は、午後から市議会の「駅周辺整備調査特別委員会」がありました。
敦賀市は、平成27年度までに敦賀駅の駅前を9億円かけて改修します。
バス停に屋根(キャノピー)作ったり、
タクシープールの周りに太陽光パネルを張りつけたり…。
私たち党議員団は、「身の丈にあわない大型公共事業」と
駅前広場の改修工事に反対してますが、今日の説明を聞いてビックリ…

再来月の10月から、駅前広場の整備が終了する平成27年度まで、
今の駅前広場は閉鎖されるのですが…
仮設の広場や市営駐車場が、離れたところに設置されます。
そのため…
私「駅の近場に身体の不自由な方の駐車場を設けるべき」
私「敦賀は雨や雪が多い。身体の不自由な方の駐車場から駅までアーケードをつけるべき」
部長「費用対効果を考えて作りません」
はぁ

障がい者対策に費用対効果

誰のため、何のための改修
ちなみに…敦賀駅のバリアフリー化工事は19億円でした。
駅にエレベーターどころか、市の持ち出し(税金)でエスカレーターまでつけて…
19億円の工事費のうち、敦賀市の負担は11億円でした。
もちろん、市民にとって必要な工事のため、党議員団はこれには反対してません。
ところが、現在、建設中の駅の待合室に10億円…。
当然、「何故、全額敦賀市の負担なのか

」と、党議員団は反対しましたが…。
で、今回の駅前広場の改修に9億円…。
これだけ、湯水のように税金をつぎ込んでおきながら、
身体の不自由な方のための駐車スペースや屋根に「費用対効果」を持ち込んで
「作らない」とは…


たった2年半のこととは言え、
市民や敦賀に訪れる人々に、不自由な思いをさせることを「良」とするとは…


「原発が停まって、財政が苦しい」と、
公共施設の利用料を有料化・値上げをする一方で
大型公共事業にお金をつぎ込む敦賀市…


市の姿勢が、そのまま反映している駅前広場の改修工事です。