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2013年09月30日

福島の報告(1/3)…広野、楢葉、富岡

28日(土)の朝5時40分敦賀インター集合、6時出発で

新婦人主催の「福島原発被災地視察ツアー」に行ってきました。

私は、バスの中のレクレーション係を仰せつかり、

往復約16時間の長旅を充実すべく、

NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の最終回を見ることから始まり、

原発クイズ、映画「フラガール」「東京原発」、新婦人50周年のビデオ上映、

歌う会、ハーモニカ演奏…等々、計画をたてて進行しました。

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予定より30分遅れて福島県いわき市に到着。

いわき市在住、原発問題住民運動全国センター筆頭代表、伊藤達也さんの案内で、

事故を起こした福島第一原発の立地自治体の楢葉町、富岡町、

隣接自治体の広野町に視察に行きました。

P1020145.jpg伊藤さん

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まず、いわき市を出発して広野町へ。

ここは、伊藤さん曰く「人の戻らない町」。

広野町は福島第1原発の30キロ圏内、第2原発から20キロ圏内にあります。

人口は約5000人の町です。

原発事故後、「緊急時避難準備区域」に指定され、全町民が避難しました。

その後、その年の9月30日に解除され、いたるところで除染が行われましたが、

住民は2割しか戻って来ていない、とのこと。

ところが、避難して帰ってこない8割の住民と同じ数ほど、

事故処理や除染をする作業員が住んでいるので、人口は減っていないそうです。

津波で多くの家がながされ、今は、家の基礎だけが残ります。

P1020165.jpgかつて賑やかだった商店街

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広野駅。

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常磐線は、現在、広野駅が終着。

これより東、原ノ町駅までは原発事故の影響により運転休止。

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ここから東へ延びる線路には草が生い茂っていました。

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現在、運転を再開すべく、レールの除染をしているとのこと。

でも、問題は、砂利の汚染だそうです。

大量の砂利を入れ替えても、その汚染された砂利をどこへ持って行くのかexclamation&question

問題は山積みです。

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次に…楢葉町へ。

ここは福島第1原発の20キロ圏内です。

伊藤さん曰く「除染の町」。

いたるところに警察官。

パトカーは「練馬」ナンバーでした。

遠い所では、「山口」のナンバーもあるそうで、総動員です。

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「Jブリッジ」…東電などが出資してできた130億円のサッカーの施設。

事故後、全面閉鎖し、サッカー場の芝をはがし、作業員の寄宿舎を建てたり、

彼らを送迎するバスの駐車場になっていました。

P1020178.jpg宿舎が建っているサッカー場

P1020180.jpgバス停留所になったサッカー場

除染を始めましたが、二年半も家を空けていないと、家の中は湿気でカビだらけ。

小動物の毛や死骸で大変だそうです。

イノブタが増えているそうな…。

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P1020190.jpg家はあるけど人影はなし…

除染で出る放射線で汚染されたゴミ、残土、草などは黒い袋に詰めて、3年間、借り置きするそうです。

袋は5年間もつそうですが…3年後、いったいどこへ持って行くのか?

まったく見通しはありません。

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昨年8月、避難指示解除準備区域になり、町へ入れるようになりましたが、

放射線量が高くて、実際町内に行けるのは、午前9時から午後4時まで。

泊ることは許されていません。

暮らすことができない町で、人の気配はありません。

P1020207.jpg荒れ放題の町

道の駅「ならは」は温泉付きだそうですが、

今は、双葉警察署の臨時庁舎になっています。

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最後に、富岡町です。

ここは、伊藤さん曰く「2年半前から時計が止まった町」。

またもや警察官。

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この橋の向こうが、福島第二原発です。

事故を起こした第一原発から10キロの場所。

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富岡町でも除染作業が行われていました。

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草だらけです。

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富岡駅前の商店街。

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津波が来た時間に時計が止まっていました。

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原発事故さえなかったら、とっくに、他の町のように復興をすすめることができるのに…この町だけ、2年半前のまま。

胸が詰まって…辛くなりました。

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富岡駅。

かつての富岡駅の姿は想像もできません。Wikipediaでどうぞ…。

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かつては、この駅の向こうにも多くの店や住宅がありましたが…

みんな津波でながされてしまいました。

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かつては「スーパーひたち」も停まっていたのに…。

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草が生い茂り、見えにくくなっていますが、

たくさんの車が、津波でながされ転がっていました。

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どこでもあるような電力会社の標語…むなしく感じました。

子どもの未来、奪ったんだよ…?

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4時までしか滞在できず、過ぎると警察に尋問されるとか。

急いで、これらの町を後にしました。
posted by きよこ at 11:53| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする