2013年10月11日

文教厚生常任委員会で見附市、和光市、稲城市へ…

文教厚生常任委員会の先進地視察で、見附市、和光市、稲城市に行きました。

視察先は委員長や事務局で選定したのだろうけど、どうやら、今回の視察のテーマは…今後、ますます増える介護保険の負担を減らすこと?

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9日・新潟県見附市…「健康運動教室」

見附市では、平成14年から茨城県のベンチャー企業「TWR社」と連携した「健康運動教室」に取り組んでいます。

健康運動教室によって、市の医療費削減につながっている、とのことで視察に行ってきました。

対象はおおむね40歳以上の市民。

教材費として5000円で歩数計を購入し、参加費は毎月1500円。

市内2カ所センターを設け、その他、公民館など…全部で17カ所に筋トレマシーン約200台を置き、指導員を配置しているそうです。

歩数計は体脂肪計などがついた体重計にも連動するモノで、データーは「TWR社」を通じて筑波大学に研究材料としていくそうです。

毎年、「TWR社」にコンサルタント委託料、その他システム使用料などを支払い、高額な筋トレマシーンなどの機械の更新も随時必要だそうで…。

運動をしてる人と、してない人を比較して、10万円の医療費の削減になっているとのことでしたが、実際の見附市の医療費の削減効果はわからないとのこと。

40歳以上の方が約25000人、そのうち一度でも体験したことがある方は約3000人ですが、現在、利用しているのは1400人ほどだそうです。

やはり、続けるのは忙しい、お金がかかるということで、難しいようです。

説明の後、センターになっている「ネーブルみつけ」に見学に行きました。

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そこはショッピングセンター跡を利用していて、「街の駅」にもなっていました。

P1020482.jpg笑顔のステキな駅長さん

P1020484.jpgいろんな物産展

囲碁将棋や卓球を楽しむ高齢者もいて、憩いの場にもなっているようでした。

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また、個人的にとても参考になったのは、見附市の「いきいき健康づくり計画(食育推進計画)」で、学校や保育園の給食に玄米入りご飯や七分づきご飯を食べさせているということ。

また、市立病院に「健康の駅」を設置し、保健師、看護師、相談員を常駐させ、各種測定や体験のほかに、保健、医療、福祉、金銭面など相談にのっているとのこと。

ハッピーリタイアメント・プロジェクトで、まちづくり課の取り組みとして、高齢者のボランティア参加を促していること…でした。

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10日・埼玉県和光市…「介護予防事業」

「地域包括ケアに資する介護保険制度を中心とした高齢者施策について」と題して、和光市の保健福祉部長さんがお話して下さいました。

なんと、視察は沖縄の宜野湾市や大分県佐伯市、広島県府中市、船橋市、東村山市と六市合同でした。

こんなの初めて…。

膨大な資料をもとに早口で話され、それでも時間が足りないくらいでした。

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大切なことは、市町村の「やる気」と、「わがまち」の計画を作るということ。

和光市では圏域ニーズ調査をするさい、記名方式で88項目のアンケートを実施。

回答がない高齢者には全戸訪問をして調査を行ったとのこと。

市内98%の高齢者の個別の課題や地域の課題を掴んで、「わがまちの高齢者の課題の解決を図る」地域包括支援ネットワークを構築したそうです。

そして、基本目標、基本方針を明確にし、その中で、「介護予防、要介護度の重度化予防」を盛り込んだとのこと。

和光市独自の「特別給付」として、栄養マネジメント付き配食、地域送迎サービス、そして、高齢者住宅への家賃補助やグループホームの利用料助成など一般会計からの上乗せ横出しも行っているとのこと。

敦賀市よりも高齢者が少ないのに、地域包括支援センターが4つもあります。

また、各地区に地域密着型が参入しやすいように、委託事業も行っているとか。

「必要な介護外し、取り上げはしない」と随所に前置きしながらのお話でしたが、高齢者がやりたい目標をもって、それができるようにする支援という考え方は大切なことだと思いました。

あくまで、介護外し、取り上げが目的ではなく…ですが。

特別養護老人ホームで働いていた友人が、27年前、「私は、ここをお年寄りの終の棲家とは思っていない。できる機能を伸ばし、家に帰って暮らせるようにしてあげたい」と言うのを聞いて感動したことを、ふっと思い出しました。

参考になることがたくさんありました。

もう一度、じっくり、頂いた資料をみて復習したいと思います。

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11日・東京都稲城市…「介護支援ボランティア」

稲城市は、「介護支援ボランティア制度」を先駆けてつくった市です。

今では全国87自治体に広がっているそうです。

介護施設でボランティア活動をする介護保険第一号被保険者(65歳以上の方)に、ボランティアの内容や回数に応じてポイントをあげて、それを換金し、高くなってきている介護保険料の負担を軽減するというもの。

でも、目的は、高齢者がボランティアに参加することで、ご自身の介護予防につなげるためだそうです。

これは、社協への委託事業で、財源は、介護予防の地域支援事業交付金を活用しているとのこと。

ボランティアは始めた当初(平成19年)120名ぐらいだったのが、今では546名。

65歳以上の3.5%だそうです。

ポイントに応じて、1000円から5000円、1年に一度、社協を通じて換金されるそうですが、ポイントはためても、実際に換金したのは278人だそうです。

ポイント制については…私としては疑問に感じますが、介護予防のいっかんで、介護施設に行ってボランティア活動する…という発想は面白いかな?と思いました。

P1020549.jpgポイントカード

P1020550.jpg稲城市は梨とブドウとガンダムのまち
posted by きよこ at 01:48| 議会、議員活動2013.06〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする