2013年10月28日
もんじゅ、日本原電の議員説明会
28日は朝9時半から12時半頃まで、議員説明会がありました。
まず、文部科学省と日本原子力研究開発機構から「『もんじゅ』研究計画及び日本原子力研究開発機構の改革について」
これまで、ナトリウム漏れを始め、事故や点検漏れ等を繰り返してきた日本原子力研究開発機構の『もんじゅ』ですが…「なぜ、問題を繰り返してきたのか それらの根底に何があるのか」という明確な反省が見えず、そのこと無しに改革はありえないのでは?と感じました。
それにしても…高レベル廃棄物を減らすために、『もんじゅ』で高レベル廃棄物を混ぜた燃料を使う研究をするなんて…怖〜っ
次に、日本原子力研究開発機構から「『もんじゅ』敷地内破砕帯調査について」
「原発の下にあるのは破砕帯であって、活断層ではない」という主張の仕方はどこもおなじだなぁと感じました。
最後に、原子力規制庁から「敦賀発電所敷地内破砕帯に係る日本原子力発電(株)からの追加調査報告に関する対応状況について」
5月に結論を出した規制庁に対し、「何故、7月の調査を待って結論を出さなかったのか?」等々、多くの議員からの不信、不満の声が続出
でも…7月の調査結果を待ったところで、結局、今回、日本原電に回答しているように、調査結果や根拠などはまだまだ不十分。
結論が先延ばしされるだけ…
これまで数年間ずっとそうだったように、日本原電は「待って下さい 追加調査をして、活断層でない証拠を出します」と言って、延々と繰り返していくことは目に見えています。
だから、規制委員会はこれまでの調査結果をもとに、「活断層」と判断をし、「覆すようなものが出てくればもう一度、検討する」と言っているのだろうけど…。
納得できない議員と規制庁の堂々巡りのやり取り…「ダメならダメで結論を出せ」「活断層と結論を出した科学的根拠を示せ」との意見まで出て、振り出しに戻る?
「活断層でありませんでした」と規制委員会が結論を覆すまで延々と続きそうです。
だいたい、浦底断層がすぐそばにあるだけでアウトだし…直下にこだわる規制基準にも問題あり