2014年01月23日

大飯原発差し止め裁判の第6回口頭弁論

大飯原発3・4号機差し止め請求裁判の第6回口頭弁論が福井地方裁判所でおこなわれました。

傍聴するため夫といっしょに福井へ。

原発裁判といい、パナソニックを相手に正規雇用を求めて闘っている河本さんの裁判といい…傍聴して思うけど、テレビでやってるような裁判シーンとは全然違いますバッド(下向き矢印)たらーっ(汗)

裁判官が、「準備書面の11ページの○○の件については…」と、書面上の問題点、疑問点を原告や被告に聞き、被告や原告が「その点は××で…」と回答する…。

こんなやり取りを何度かした後、「進行協議をします」と言って終わって、裏で原告、被告、裁判官の三者が話し会う…。

傍聴している側にとっては、何を聞いているのか、何が問題なのか…よく分からない。

ましてや進行協議なんて、見えないところで話し合いが行われているので…サッパリわからない。

私たち市民にとって開かれた議会を目指しているけど、裁判も開かれた裁判になって欲しいなぁ〜ダッシュ(走り出すさま)

さて、今回、興味深かったのが、「200ガルの地震が来て原発が停まったら、非常用ディーゼルで冷やすのか、外部電源によって冷やすのか」という裁判長の質問に、関電側が誰も答えられず、原告である私の夫が代わりに?「外部電源です」と答えたこと。

そして、これまで10月と12月の2回、裁判長が「どれだけの地震や津波にたえられるのか」と聞いたことに、関西電力がまったく答えていないことにたいして、裁判長が「なぜ、簡単なことを聞いているのに回答しないのか」「いつになったら回答するのか」と怒りをあらわにしたこと。

本当に…関電の対応を見て、裁判をバカにしてるなぁ〜たらーっ(汗)と感じました。

もちろん、だからといって楽観視できないことは、河本さんの裁判をみてもあきらかexclamation

パナソニックだって十分な証拠を出さず、のらりくらりとした対応をしていたけど…それでも、河本さんは負けました。(現在、最高裁)

やはり、勝利のためには裁判を後押しする住民運動が不可欠ダッシュ(走り出すさま)

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裁判の後、弁護士会館で報告会がありました。

原告陳述した水戸喜世子さんのお話の後、弁護士や原告への質疑応答がありました。

「なぜ、関電は裁判長の質問に答えないのか」という質問に対し、「時間稼ぎをしているのだろう」と。

裁判長の話では、次回3月には結審とのこと。

どちらに転んでも、まだまだ闘いは続きますダッシュ(走り出すさま)
posted by きよこ at 01:24| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする