かといって、母は父を1人で置いては行けず…。
2人で話し合って、いざという時の為に、ショートステイを利用することにして申し込みをしたそうです。
そんな父の胸中を思い…いてもたってもいられず、「ショートステイの見学に行くなら私が連れて行ってあげる!」と、夜中に車で4時間、下道を運転して大阪の実家に帰ってきました。
たまたま、妹が愛犬を病院に連れて行くため仕事を休んだとのことで、家族4人でショートで父がお世話になる予定の特別養護老人ホームに見学に行き、説明をお聞きしました。
父が心配していたカラオケ
もあるとのことで、良かった
いざという時に部屋に空きがなかったら、同じ系列の特養に紹介してくれるそうでとりあえず一安心。
最近、介護の仕事に就いて働き出した私の息子「ショート入れなかったら、俺がお祖父ちゃんのとこに行ってあげてもいいよ」の伝言を伝えると、じじばば感激…


帰りに狭山池の桜を見て…プチ花見して帰りました。

それにしても…。
数年前まで、両親は5階建ての団地の5階に住んでいたので、父は腰が痛くて動けなくなってからは部屋から出られず、数ヶ月、部屋に閉じこもってました。
エレベーターのある団地に引っ越したので、外出できるようになり、リハビリやデイサービスに通えるようになったのですが…。
14階建てのかまぼこ板のような団地…。






耐震補強工事もされてないそうで、地震きたらパキッと折れるんじゃ無い
って、心配です。
景色は良いけどね〜。
部屋から金剛山が見えます
淡路島も神戸も見えます
父は、ベランダで植木を育てるのが趣味。

「まわりから1人、たたかれてる小保方さんがかわいそう」と、父は、挿し木を成功させて「小保方さんの理論が正しいことを立証するんや」とはりきっています。

ちなみに、父は、平戸の地主の長男で、中学校を卒業した後、当時、先進的な農業を教育していた松田喜一氏の農友会実習所で1年間学んだそうです。
結局、小学生の頃からの無理な農作業で腰を痛めていたため家を継げず、今に至るわけですが…。
どうりで農作物に詳しいわけだ…。
父から初めて聞いた松田喜一氏の話、農友会実習所の話に父の青春時代を垣間見て、今のうち、いろいろ話を聞いておきたいと思いました。
実家に帰って初めて知らされましたが、母も「隠れ脳梗塞やってん…」と聞かされビックリ
父や母との時間をもっと大事にしたいなぁ
と思いながら敦賀に帰ってきました。






