会を作って以来、十数年、会費を払ってきてましたが、お金をかけずに活動してきて繰り越しが増えてきたので、思いきってバスで視察に行くことを先の総会で決めて、実現したものです。
急に体調を壊したりでキャンセルが3名も出て、6名になってしまいましたが、バスの中で、わいわいと意見交換しながら…楽しい視察になりました。
中村綾菜・福井市議の4ヶ月のあいちゃんもいっしょに…。
まず、再生可能エネルギーの街、富山市に行きました。
富山県の間伐材100%の木質ペレットを作っている丸新志鷹建設(株)で施設を案内してもらいながら、いろいろお話をお聞きしました。
市長の姿勢によるもので、始めた頃は赤字だったそうですが、市や県が公共施設でペレットストーブやペレットボイラーを導入し、収益が上がってきたそうです。
ドイツ製
次は、入善町へ。
まず、ビックリしたのが、市役所ロビーで原爆パネル展をやっていたこと。
決して広くないスペースで…広島、長崎のパネルが展示してありました。
敦賀市でも数年前から図書館で展示させてもらっていますが、市役所での展示は断られています。
坂井市でもやってるのに…。
空き店舗の活用では、12店舗が新しく商店街で営業を始め、現在も11店が残って頑張っているそうです。
農協の青年部や農業高校と商工会議所青年部が仲が良く、おたがい協力し合って商品開発やイベントをやっていて、彼らが主催するカレー祭り、ラーメン祭りなどでは数万人の観光客が来るそうです。
農業の会社が多く、若い人の雇用の場になっている等々、とても興味深いお話でした。
帰りに商店街を案内して頂きました。
ちょうど、七夕祭りの最中でした。
また、富山市では個人がペレットストーブを買うのにも補助金を出しているそうです。
原発があるところでは原爆反対は原発反対ととられてしまうのでしょうか…???
さて、入善町では、店舗リフォーム事業など商店街の活性化について視察しました。
担当職員の方の説明は、入善町Loveがとっても伝わるものでした。
やっぱり、まちづくりは、その街が好きで一生懸命にならないとダメなんだと思いました。
お水、二種類、パックご飯、海の塩、ボールペン、ファイル入れを頂きました。
夜になるとたくさんの市民で賑わうそうです。
最後に、射水市へ。
富山県は3歳までの子どもの医療費を窓口で無料にしています。
それに上乗せする形で射水市では中学校卒業までの子どもの医療費を窓口で無料にしています。
そして、今年の四月から、隣の高岡市で受診した時も、窓口で無料になるよう拡充しています。
この拡充によって国のペナルティがあり、国庫支出金300万円の減額されたとか。
それでも「子育てするなら射水市」を掲げている市長のもと、今後、少子化で子どもが減るので市の負担もこれ以上増えないなど数字を具体的に提示し実現にこぎつけたそうです。
やはり、トップの姿勢と担当課の熱意ですね〜。
ちなみに、障害者医療費助成も母子医療も現物給付(窓口で無料)だそうです。
ぜひぜひ、敦賀でも実施を求めてがんばりたいと思いました。
スイカソフトも美味しかったです