2014年08月13日

日本原電の破砕帯調査の議員説明会

11日午前、日本原電と規制委員会から、議員説明会がありました。

日本原電2号機の直下の破砕帯を規制委員会の有識者会合が「活断層」と評価していることに対して、日本原電が追加調査を提出し、再検討を求めています。

そして、4月、6月に評価会合が開かれたのですが、その説明を8月8日に敦賀市原子力発電所懇談会にしたので、敦賀市議会にも…とのこと。

日本原電の説明は、活断層では無いという新しい調査結果を説明した後、プロジェクターで議事録を映し出し、有識者が日本原電側の話を打ち切ったり、遮ったりした言葉を赤文字で示し、「説明しようとしても有識者会合では聞いてもらえなかった」「議論に加えてもらえなかった」などなど…。

一方、規制委員会の説明は、「各学会から選ばれた専門家が科学的に議論しており、結論はまだ出ていない」「結論が出たら説明する」と…。

議員からは、規制委員会に対し、「しかるべき人が来て説明すべき」「なぜ日本原電を議論に加えないのか」「コミュニケーションがとれていない」「科学的でない」と批判が集中しました。

私は、「あくまで有識者会合は、各学会から選ばれた専門家である有識者が議論をする場であって、日本原電側からは追加調査について説明を受けるが、有識者と日本原電側が議論する場ではない」ということを確認するとともに、日本原電の敷地内にある浦底断層について「審議しない」と説明資料に明記していることについて説明を求めました。

浦底断層については、「日本原電の直下でない」との説明でしたが、柳ヶ瀬断層など断層帯が連動して動けばM8.2の地震が来る可能性があると指摘されている活断層です。

直下の破砕帯が活断層だろうが、無かろうが、浦底断層が間近にあるだけでも廃炉でしょexclamation&questionって思うんですがね〜バッド(下向き矢印)たらーっ(汗)

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posted by きよこ at 00:13| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする