2017年06月14日

木質バイオマスのチップ

14日、2日目の一般質問が終わった後、敦賀市中の剪定枝をリサイクルし、環境資源の地産地消を行っている宮川造園さんに行ってお話しをお聞きしてきました。

ここでは、剪定枝を利用し、木質バイオマスの燃料になるチップ、堆肥、土壌改良の木炭を作っています。


まず、粉砕してチップにし、北陸電力に燃料として売っているそうです。

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また、チップを3年かけて発酵させて、堆肥にしているそうです。

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木炭を作る釜を自分で作り、土壌改良用の木炭も作っているそうです。

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でも、これだけやっても利益にはならないとか…。


ちなみに、7月から運転が始まる予定の敦賀グリーンパワーの燃料は、オーストラリア、アメリカから輸入してきます。

敦賀の間伐材は、嶺南森林組合の間伐材と一緒に、大野市の福井グリーンパワーのバイオマス発電所へ運ばれます。

敦賀のチップを敦賀グリーンパワーの燃料にするには、粉砕する前に葉っぱを取り除かなくてはならないとか。

でも、その人手はまったくないそうです💧

エネルギーの地産地消をがんばっている地元の中小業者、ぜひ応援したいのですが…道は険しいです。


さぁ〜議会の一般質問では、公害防止協定、雇用、地域の産業振興の三点で質問します。

がんばります⤴

posted by きよこ at 20:00| 福井 ☀| 自然エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする