2017年06月25日

除染作業に従事した青年のお話

2013年から2014年まで1年間、福島の除染作業に行った福井市の青年の体験を聴きに行きました。

要約すると…

除染してもしなくても、時間とともに放射線量は低くなっている。

しかも、政府は、除染作業で出た汚染土を公共事業で全国にばらまこうとしている。

復興のためにがんばろう!と福島まで行ったが…

自分は、何のために被曝しながら自分は除染作業をやったのか?

意味がなかったのではないか?と疑問に感じている。

作業員の中には字が書けない人や麻薬中毒の人などもいた。

次々、入っては辞めて行った。

ガラスバッチは会社が管理するため、個人では、どれだけ被曝したのかわからないし、会社が変わるとガラスバッチも変わるため、本当に被曝した量はわからない。

将来、ガンになっても、被曝によるものとは認定されず、保障もしてもらえない。

除染をしても、村に帰るのは高齢者のみ。

高齢者の帰還のために、若者が除染作業をして、被曝をすることに疑問を感じる…等々。

19399576_1392040930888912_5078929058247951876_n.jpg

原発の運転もしかり、被曝のリスクが高い現場は、使い捨ての労働者で成り立っていることを改めて感じました。

帰りに、「ムダでは無かったよ」「福井市にいたらできない経験をしたし、私たちも話を聞けて良かったし」と声をかけたものの、少なからず被曝をした彼の健康に誰が責任を負うのか…考えると、それ以上の言葉は出ませんでした。

思い気分で、帰途につきました。


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする