19日、第63回母親大会に参加すべく、6時22分敦賀発で岩手へ。
数えたら、私は、今回で13回目の参加でした。
1日目は、分科会。
6時間の長旅で疲れていましたが…
数ある中から、「改訂学習指導要領で学校はどう変わるか?」に参加しました。
学習指導要領とは、全国、どこでも一定水準の教育を受けられるようにするための規定です。
試案が出された1947年当時は手引き的な存在だったそうですが…
1961年、学校に強制力をもつものとして施行され、その後、何度も改訂されました。
今度の9回目の改訂では「外国語」と「道徳」が教科として初めて導入されることになったとか。
そして、2018年に道徳と外国語活動が先行導入。
2020年には小学校で、2021年には中学校で本格施行されるとのこと。
今回の改訂の問題点は…
・国が求める人材づくりがねらいで、グローバル化社会に必要な資質、能力の育成が求められる。
・外国語活動が小学校3、4年生に。5、6年生は活字体の大文字、小文字で書く活動も始まり、英語嫌いがおきている。
・評価ありきの指導、数値化が求められ、子ども一人一人に寄り添う指導が困難になる。
・道徳の教科化により、自己抑制と集団への奉仕が強調され、愛国心が押し付けられる。
・中学校の授業に銃剣道が導入される。…等々。
教育委基本法は変えられてしまったけど、憲法はまだ変わっていません。
憲法にのっとった、一人一人の子どもを大切にする教育、平和を希求する教育を行わせるよう求める必要があります。
ぜひ、教育委員会の傍聴も行きたいし、地域や学校で子どものために手をつなぎ、よりよい教育を求めてがんばりたいと思いました。