6日、保育研究所主催の地方議員セミナー
「保育・幼児教育の転換と地方行政」に参加しました。
講義1,社会保障・財源のあり方と保育行政
講義2,2018年度保育関係政府予算のポイントと解説
講義3,無償化・保育施設整備と自治体財政
講義4,保育士の処遇改善の現状と課題
講義5,保育施設における重大事故の現状と行政の課題
安倍政権は、「新しい政策財政パッケージ」に、
「人づくり革命」として「幼児教育の無償化」が明記。
ところが、あまり歓迎されていないし、それよりも
「保育士の処遇改善を」「待機児童ゼロを」の要望が多い。
また、消費税10%への増税が前提であり、
全額、国の負担ではなく、市の財政負担が多額になり、
公定価格や保育基準の見直しも検討されているなど、
問題が多い。
保育士の資格を持っている人は80万人だが、
保育士として働いているのはその半分。
特に正規保育士は早期離職率が高くなっており
非正規が増え、更に正規の負担が増えるなど悪循環。
処遇改善加算についても、積算であるため
ひとりひとりの保育士の給与があがるわけではない。
こうした中で、保育所内での事故が増えている。
子どもの悲しい事故を防ぐためにも
保育士の処遇改善は急務である…等々、勉強しました。
限られた時間にめいっぱい詰め込まれた内容。
弾丸トークの講義で、終わる頃にはクタクタに…💧
「敦賀の保育を考える会」で学習会をするので、
私が今回、勉強したこともみなさんと共有したいし、
帰ったら、もう一度しっかり復習しなくては💨