子ども食堂についての講演会がありました。
講師はNPO法人豊島子どもWAKUWAKU
ネットワーク理事長の栗林知絵子さんで
「子ども食堂の可能性と私たちにできること」。
日本の子どもの「相対的貧困率」は13.9%。
ひとり親家庭の相対的貧困率は50.8%。
家族にとって当たり前の団欒がない家庭がある。
家族の次のコミュニティは地域。
地域で団欒の場を作り、みんなで一緒に
同じものを食べる経験が子どもたちを育てる。
子どもに人を頼る力を身につける必要がある。
ウォシュレットもライターも
障害のある方のために開発されたが、
障がいのある方のためにできたものは、
みんなにとって便利なもので、
今では当たり前にあるものとなった。
子ども食堂も最初は貧困の子どもたちのために
スタートしたが、全国に広がり、これから
全部の町にでき、地域のみんなの居場所になれば、
「貧困の子どものもの」とのレッテルはなくなり、
当たり前のものになるだろう。…等々。
大変、勉強になりました。
5月6日12時から、敦賀のプラザ万象にて、
子ども食堂の全国ツアーが開催されます。
ぜひ、みなさま、予定をあけててくださいね💕

講演会に先立ち、お弁当を食べながら、
県内で子ども食堂をやっている団体のみなさんで
懇談会がありました。
敦賀の「青空」「おひさま」、
越前市の「みんなの食堂」、
鯖江市の「寺子屋食堂さばえ」、
福井市の「ひまわりキッチン」、
こどもリビングあぐりに関わった勝山市社協、
県社協、福井県子ども家庭課…等々。
みなさんの取り組みをお聴きし、勉強になりました。
越前市の学習支援の取り組みは、
行政まで動かしています。
敦賀もぜひ、参考にさせていただきたいです。