2018年03月21日

子ども食堂の講演会

21日、福井市のユーアイふくいで、

子ども食堂についての講演会がありました。


講師はNPO法人豊島子どもWAKUWAKU

ネットワーク理事長の栗林知絵子さんで

「子ども食堂の可能性と私たちにできること」。


日本の子どもの「相対的貧困率」は13.9%。


ひとり親家庭の相対的貧困率は50.8%。


家族にとって当たり前の団欒がない家庭がある。


家族の次のコミュニティは地域。


地域で団欒の場を作り、みんなで一緒に

同じものを食べる経験が子どもたちを育てる。


子どもに人を頼る力を身につける必要がある。


ウォシュレットもライターも

障害のある方のために開発されたが、

障がいのある方のためにできたものは、

みんなにとって便利なもので、

今では当たり前にあるものとなった。


子ども食堂も最初は貧困の子どもたちのために

スタートしたが、全国に広がり、これから

全部の町にでき、地域のみんなの居場所になれば、

「貧困の子どものもの」とのレッテルはなくなり、

当たり前のものになるだろう。…等々。


大変、勉強になりました。


5月6日12時から、敦賀のプラザ万象にて、

子ども食堂の全国ツアーが開催されます。


ぜひ、みなさま、予定をあけててくださいね💕


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講演会に先立ち、お弁当を食べながら、

県内で子ども食堂をやっている団体のみなさんで

懇談会がありました。


敦賀の「青空」「おひさま」、

越前市の「みんなの食堂」、

鯖江市の「寺子屋食堂さばえ」、

福井市の「ひまわりキッチン」、

こどもリビングあぐりに関わった勝山市社協、

県社協、福井県子ども家庭課…等々。


みなさんの取り組みをお聴きし、勉強になりました。


越前市の学習支援の取り組みは、

行政まで動かしています。


敦賀もぜひ、参考にさせていただきたいです。


posted by きよこ at 22:40| 福井 ☔| 日記2017.10〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする