5日、敦賀市議会の全員協議会にて、
産経建設常任委員会がこの間、おこなってきた
リラ・ポートの調査報告を聞きました。
その後、市当局に聞き取りをしました。
「前指定管理者に未払い金の返還を
求めなかったのは何故か」との質問に、
副市長は「破産状態だから、無理だろうと思った。
今からでも請求できると思う」…等々。
私も、経営困難を理由に前指定管理者との契約を
解除したことについて、敦賀市が、
前指定管理者から行政不服申し立てされ、
「市の行った解除は違法」と決定された、と
雑誌に掲載されていたことについて問いましたが、
回答は「守秘義務があるため言えない」と。
また、前指定管理者の不正なお金の流れが
指摘されているのに、何故、調査しないのか
問いましたが、
「証拠がないため、調査の必要はない」と…
しっくりこない答弁に終始。
その後、議員間討議でも様々な意見が出されました。
「議会には市の監視機能もある。
敦賀市は、やるべきことをやっていない。
不正経理をいつ、知ったか、
告発義務をおこなったのではないか
100条調査を視野に入れるべき」
「議会の仕事は裁判所ではない。
敦賀市が指定管理者に協定書以上のことを求めたり、
すべきことをしなかったことが問題であり、
100条委員会でなく協定書通りに進めるよう求めるべき」
「第三者委員会で調べるべき」
そのほか、さまざまな意見、質問が出て、
100条調査について提案があり、
明日の議会開会後の議会運営委員会で
100条委員会の設置について
検討することが決まりました。
敦賀ではまだ100条委員会は設置されたことがなく、
私も初めてです。
再発防止のためにも、十分な解明が必要です。
100条委員会が設置されるよう
がんばりたいと思います。