今度は議会の視察でなく、個人で。
当然、私費です。
川内原発の周辺の火砕流痕跡などの
現地視察に行ってきました。
バスの中で、火山の専門家から火山の仕組み、
噴火の種類などお聞きした後、
姶良カルデラの入戸火砕流のシラスの崖など
現地で説明を受けました。

どこまでも続く巨大なシラス大地の崖は圧巻。
でも、シラスは軽石で、
水を含むとガサッと崩れるそうです。
九州電力は、川内原発の建設時、
ボーリング調査データで、
この火砕流の存在を隠し、
捨てて違うものとすり替えたとか。
国会で問題になり、今は認めてるそうですが…。
また、九州電力は発電所周辺の活断層の存在を
認めてないようですが、分布図を見ると一目瞭然。

国土交通省が橋をかける時の調査で
活断層の存在が明らかになったけど、
調査が間違ってると言って認めず、
地元団体との交渉すら応じないそうです。
姶良アルデラの地図を見てびっくり。
桜島の何倍もありました。

姶良カルデラの灰は、
美浜の年縞博物館の水月湖の年縞にもあります。
美浜、敦賀にも届くぐらい
ものすごい噴火だったことがわかります。
また、火山と活断層の関係などなど、
立石新潟大名誉教授に直々にレクチャーうけて
しっかり勉強させて頂きました。
明日は火山と原発について、
もっと専門的なお話をお聞きします。
今日の学習を忘れず、
頑張ってついていきたいと思います。