2019年10月26日

再び、鹿児島へ

26日、27日は、再び鹿児島へ。


今度は議会の視察でなく、個人で。


当然、私費です。


川内原発の周辺の火砕流痕跡などの

現地視察に行ってきました。


バスの中で、火山の専門家から火山の仕組み、

噴火の種類などお聞きした後、

姶良カルデラの入戸火砕流のシラスの崖など

現地で説明を受けました。


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どこまでも続く巨大なシラス大地の崖は圧巻。


でも、シラスは軽石で、

水を含むとガサッと崩れるそうです。


九州電力は、川内原発の建設時、

ボーリング調査データで、

この火砕流の存在を隠し、

捨てて違うものとすり替えたとか。


国会で問題になり、今は認めてるそうですが…。


また、九州電力は発電所周辺の活断層の存在を

認めてないようですが、分布図を見ると一目瞭然。


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国土交通省が橋をかける時の調査で

活断層の存在が明らかになったけど、

調査が間違ってると言って認めず、

地元団体との交渉すら応じないそうです。


姶良アルデラの地図を見てびっくり。


桜島の何倍もありました。


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姶良カルデラの灰は、

美浜の年縞博物館の水月湖の年縞にもあります。


美浜、敦賀にも届くぐらい

ものすごい噴火だったことがわかります。


また、火山と活断層の関係などなど、

立石新潟大名誉教授に直々にレクチャーうけて

しっかり勉強させて頂きました。


明日は火山と原発について、

もっと専門的なお話をお聞きします。


今日の学習を忘れず、

頑張ってついていきたいと思います。

posted by きよこ at 23:00| 福井 ☀| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする