30日は嶺南広域行政組合議会の視察で
長野県の阿智村へ。
阿智村観光局を設立した白澤裕次氏から、
日本一、星がきれいに見える村として
観光のまちづくりに取り組んでいる
お話をお聞きしました。
かつて、ピーク時には昼神温泉に
80万の観光客が訪れたそうです。
今は衰退して人口も減少。
消滅可能性都市と言われている村から、
持続可能な村への転換のため、
村民にとって当たり前のようにある
原価ゼロの星空に付加価値をつけ投資。
当初は、昼神温泉の業者からも村民からも
理解されなかったけれど、
様々な取り組みで日本一と評価されることにより、
観光客が増え、地域が潤い、雇用が増えた。
村の自慢にもなり、一度に大勢で星空を観測するという
ギネスブックに挑戦する取り組みには、
村民の1000人が参加してくれたそうです。
6000人の人口で1000人とは、驚きです。
また、波合パーク、阿智ベース、キヲスク…等々は、
使われていない温泉旅館や小屋を
リノベーションした建物だそうで、
何故か聞いたところ、
リノベーションすることで廃墟をなくす、と。
補助金を頼ると成功しない、と、
自身で多額の投資をしているそうで…
人生のすべてを注ぎ込んでいる感じで、
すごい熱のこもったお話でした。
また、嶺南広域行政組合へのアドバイスとして、
一つの自治体で完結せず、
飲食はここ、温泉はここ、見るのはここ、宿泊はここ…
と連携をとること、と。
夜、満点の星空を見て感動しました。
次はぜひ、プライベートで行きたいです。