2020年05月05日

観光と新ムゼウム

毎月購読している「住民と自治」5月号は、

オーバーツーリズムの問題が特集でした。


オーバーツーリズムとは観光客過剰のこと。


え? 世界中で自粛のこの時期にこの特集?


おそらく、特集と新型コロナウイルスの感染拡大による

自粛が前後したのでしょう。


でも、今後、新型ウイルスが収束すれば、

オリンピックも開催されるだろうし、

これまで通りでなくても観光客はある程度、

回復することが予想されます。


敦賀も新幹線開業にむけ観光開発が行われていて、

市民にも観光客に期待する声が少なくない状況です。


そのため、敦賀の観光についてどうあるべきか、

考えながら読みました。



さて、オーバーツーリズムの弊害、

住民の日常生活が妨げられたり、

公害、観光開発による地価や物価の高騰等々…

国内のみならず、世界中で問題になっています。


敦賀でもかつてありましたね…


夏や冬の交通渋滞、松原での夜中の乱行?



また、観光市場は、

新型ウイルスなどの感染症問題だけでなく、

気候や災害、戦争・紛争などの影響を受けやすい、と。


たしかに、観光産業は今、世界中で危機的状況です。


外需、外国依存の観光から

舵を切る必要があるのではないでしょうか?


巨額の税金を使って赤字の施設を作るような

開発型の観光ではなく、

敦賀の自然、歴史などの敦賀の宝を

市民にも知ってもらい←知らない市民が多いような…?

みんなで一緒に大事できるような観光が良いのでは?


あらためて勉強して、確信を持つことができました。


でも…もうすぐ、新しいムゼウム、完成ですね。


どうなることやら…💧



さて、先日、

リトアニアにある、杉原千畝さんを顕彰する

リトアニア・カウナスの記念館が、

新型コロナウイルス流行で休館し、

閉館の危機に陥っている、との新聞記事💦


リトアニアの記念館は、

入場料と寄付金だけが収入源で、

現在、存続に向け寄付を募っているそうな…。


敦賀でも、敦賀ムゼウムも休館してるけど

税金で管理運営しているから大丈夫。


つい、リトアニアは記念館に支援しないの?

と、思ったけど、でも、それって

世界では当たり前じゃないんだ…と、

あらためて考えさせられました。


敦賀はもうすぐ完成するのに、

当のリトアニアの記念館が閉館なんて…💦


どうか、どうか、

閉館になりませんように…


新型コロナウイルスの終息と共に

心からお祈りします。

posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 日記2020.1〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする