毎月購読している「住民と自治」5月号は、
オーバーツーリズムの問題が特集でした。
オーバーツーリズムとは観光客過剰のこと。
え? 世界中で自粛のこの時期にこの特集?
おそらく、特集と新型コロナウイルスの感染拡大による
自粛が前後したのでしょう。
でも、今後、新型ウイルスが収束すれば、
オリンピックも開催されるだろうし、
これまで通りでなくても観光客はある程度、
回復することが予想されます。
敦賀も新幹線開業にむけ観光開発が行われていて、
市民にも観光客に期待する声が少なくない状況です。
そのため、敦賀の観光についてどうあるべきか、
考えながら読みました。
さて、オーバーツーリズムの弊害、
住民の日常生活が妨げられたり、
公害、観光開発による地価や物価の高騰等々…
国内のみならず、世界中で問題になっています。
敦賀でもかつてありましたね…
夏や冬の交通渋滞、松原での夜中の乱行?
また、観光市場は、
新型ウイルスなどの感染症問題だけでなく、
気候や災害、戦争・紛争などの影響を受けやすい、と。
たしかに、観光産業は今、世界中で危機的状況です。
外需、外国依存の観光から
舵を切る必要があるのではないでしょうか?
巨額の税金を使って赤字の施設を作るような
開発型の観光ではなく、
敦賀の自然、歴史などの敦賀の宝を
市民にも知ってもらい←知らない市民が多いような…?
みんなで一緒に大事できるような観光が良いのでは?
あらためて勉強して、確信を持つことができました。
でも…もうすぐ、新しいムゼウム、完成ですね。
どうなることやら…💧
さて、先日、
リトアニアにある、杉原千畝さんを顕彰する
リトアニア・カウナスの記念館が、
新型コロナウイルス流行で休館し、
閉館の危機に陥っている、との新聞記事💦
リトアニアの記念館は、
入場料と寄付金だけが収入源で、
現在、存続に向け寄付を募っているそうな…。
敦賀でも、敦賀ムゼウムも休館してるけど
税金で管理運営しているから大丈夫。
つい、リトアニアは記念館に支援しないの?
と、思ったけど、でも、それって
世界では当たり前じゃないんだ…と、
あらためて考えさせられました。
敦賀はもうすぐ完成するのに、
当のリトアニアの記念館が閉館なんて…💦
どうか、どうか、
閉館になりませんように…
新型コロナウイルスの終息と共に
心からお祈りします。