今日は、超党派による
福井県女性議員の会の研修で、あわら市へ。
研修の内容は…
・福井県女性防災士による講習
・学芸員による国重要文化財桑野遺跡出土等について
・あわら市無形文化財金津祭りについて
・清風荘女将との意見交換等
町内の用事を済ませてから行ったので
女性防災士さんのお話は途中からでしたが
災害用の食事として
好きなものを備えておくというお話には納得❗
国重要文化財は、
桑野遺跡についてお聞きしました。
大陸との交流もあったそうで
高価な白い石の耳飾りもありました。
国重要文化財は、
年に60回しか公開できないとのこと。
知らなかった😅
その、貴重な一回を女性議員の会のために
公開してくださり、感謝です。
また、金津まつりは、江戸時代から、
日常の品物を使い、祭りが終わったら
バラして再利用できるような
「本陣飾り」を作ってきた歴史があるそうです。
ちなみに、お盆を割って使ったり、
再利用できない形に加工すると
マイナス点がつくとのこと。
すごい〜エコだ〜💓
そうお聞きすると、見る目が変わりますね。
スプーンやフォークで作った不死鳥
亀の子タワシを使ったイノシシ
レンゲや靴べらを使ったら極楽鳥
清風荘の女将さんのお話は…
あわら温泉は、74の源泉があり、
温泉宿はそれぞれ、お湯が違うそうです。
現在、15の温泉宿があり、
13人の女将さんがおられます。
これまで、多くのお宿が廃業していますが
コロナ禍による廃業はなく、
みんなで知恵と工夫を凝らし、
がんばっているそうです。
観光客が激減したため、
デリバリーサービスを行ったり、
健康教室とヨガと温泉をセットにしたり、
お酒「女将」がたくさんあまり、
お得意様にお手紙を書いて買ってもらったり…
コロナ禍の苦労、
乗り越えるための取り組みなど、
お聞きしました。
また、高度経済成長期、
ホテルや旅館にカラオケやおそばコーナーを設け
観光客が、宿泊施設内で完結できるような…
いわゆる「囲い込み」をしたため、
地域経済が衰退したと言われていますが、
そのことの反省の上に、
今では、宿泊と温泉のみを提供し、
外で食べてもらう、遊んでもらう…等も可能にするなど
工夫しているそうです。
3世代のお客様が多い、とのこと。
私も、いつか、孫を連れて行きたいなぁと思いました。