5月30日、福井県母親大会が開催され、
私は、敦賀の粟野公民館にてリモート参加しました
浜矩子さんの講演をお聞きするのは2回目です。
格差、貧困、弱者、分配という言葉が
菅首相の所信表明演説にはなかったそうで…
これからの経済政策にもとめられるのは、
人に寄り添い涙する目、傾ける耳、差し伸べる手、と。
ところが、菅政権は…
見て見ぬ振りの目と監視する目を持ち、
聞く耳を持たず、盗聴する耳を持ち、
切り捨てる手、手繰り寄せる手を持っている、と。
今回も、アホノミクスに続き、
スカノミクス…等々、
思わずタジタジしてしまう言葉が連発。
でも、それには意味があるそうで…
政府が「働き方改革」など耳障りの良い言葉を作り、
そうした言葉が一人歩きしている状況を阻むため、と。
小泉政権もそうだけど
人の心を掴むネーミングって、
大事なんだなぁと改めて勉強になりました。
また、連帯すべき人が連帯し、
常に賢く、虎視眈々と陰謀していれば、
いざというときに実現する、と。
現在、老朽原発再稼働に反対し、
オール福井反原発連絡会や
関西圏の原発反対グループのみなさんが
連帯して運動していることと重なりました。
また、原発問題への回答で、
経済活動は人間の営みであり、
人を不幸にする経済活動はありえない。
これから必要なのは、これ以上の経済成長ではなく、
培って来た富の分配…と。
経済成長は必要とは思いますが、富の分配は大賛成v
とても、明快でわかりやすいお話でした。
本当に良い企画で、
母親大会実行委員会のみなさまに、感謝です。