今日は、議会運営委員会がありました。
まず、30日から始まる9月議会の日程、
議案の付託委員会の確認等。
その後、議員定数削減について議論。
区長連合会のみなさんが傍聴される中、
定数は現在の3つの常任委員会を
元に考えることを確認しました。
その後、スマホの議場への
持ち込みについて協議しました。
午後は、議員説明会があり、
資源エネルギー庁の原子力立地政策室長より、
「エネルギー基本計画」について説明をうけました。
東京から敦賀市役所に来庁されておられますが、
緊急事態宣言下でもあり、
防災センターと全協室をネットで繋げてのやり取り。
何人かの議員さんは、
エネルギー基本計画の原発の位置付けが明確でない等、
憤慨されていましたが…
私は、立地住民の不安の声、
原発は無くしてほしいとの声無き声を紹介し、
原発ゼロを求めるとともに、
化石燃料の火力発電の割合を削減し、
再生可能エネルギーの割合を
もっと増やすよう求めました。
また、エネルギー基本計画では、
原発の割合を現在の6%から20〜22%にする計画で…
これは、現在、稼働している原発は10基ですが、
今後、申請のある27基全部動かす、ということ。
活断層が直下にあると言われている
日本原電敦賀2号機や40年越の老朽原発も含めてです。
怖い話です😓
また、原発はトイレなきマンションと言われてますが、
行き場のない使用済み燃料が更に増えます。
そこで、使用済み燃料の最終処分はいつから可能か、
お聞きしましたが、明確な回答は無く、
目標についても言えない、と。
また、資料には、使用済み燃料を再処理して、
MOX燃料として使い、
まるで何回もリサイクルしてグルグル回るような
イメージ図が描かれています。←よく見るヤツ
そこで、燃料は何回、再処理する計画か、
そして、MOX燃料の最終処分についても
聞いてみたところ、これも、明確な回答は無し。
実際には、再々処理どころか、やっとこ、
再処理する施設が2022年に竣工予定で、
MOX燃料の最終処分についても今後の課題。
核燃料サイクルは破綻しているのに、
いつまで、しがみつくのか…
原発に固執するのは、
核兵器の材料を保持したい裏があるから?
原発推進の議員さんからも、反対の議員からも、
突き上げられるエネルギー基本計画。
もっと住民の声をしっかり聞いて、
計画を見直すべきです。