2021年08月23日

エネルギー基本計画の説明会

今日は、議会運営委員会がありました。


まず、30日から始まる9月議会の日程、

議案の付託委員会の確認等。


その後、議員定数削減について議論。


区長連合会のみなさんが傍聴される中、

定数は現在の3つの常任委員会を

元に考えることを確認しました。


その後、スマホの議場への

持ち込みについて協議しました。



午後は、議員説明会があり、

資源エネルギー庁の原子力立地政策室長より、

「エネルギー基本計画」について説明をうけました。


東京から敦賀市役所に来庁されておられますが、

緊急事態宣言下でもあり、

防災センターと全協室をネットで繋げてのやり取り。


何人かの議員さんは、

エネルギー基本計画の原発の位置付けが明確でない等、

憤慨されていましたが…


私は、立地住民の不安の声、

原発は無くしてほしいとの声無き声を紹介し、

原発ゼロを求めるとともに、

化石燃料の火力発電の割合を削減し、

再生可能エネルギーの割合を

もっと増やすよう求めました。


また、エネルギー基本計画では、

原発の割合を現在の6%から20〜22%にする計画で…

これは、現在、稼働している原発は10基ですが、

今後、申請のある27基全部動かす、ということ。


活断層が直下にあると言われている

日本原電敦賀2号機や40年越の老朽原発も含めてです。


怖い話です😓


また、原発はトイレなきマンションと言われてますが、

行き場のない使用済み燃料が更に増えます。


そこで、使用済み燃料の最終処分はいつから可能か、

お聞きしましたが、明確な回答は無く、

目標についても言えない、と。


また、資料には、使用済み燃料を再処理して、

MOX燃料として使い、

まるで何回もリサイクルしてグルグル回るような

イメージ図が描かれています。←よく見るヤツ


そこで、燃料は何回、再処理する計画か、

そして、MOX燃料の最終処分についても

聞いてみたところ、これも、明確な回答は無し。


実際には、再々処理どころか、やっとこ、

再処理する施設が2022年に竣工予定で、

MOX燃料の最終処分についても今後の課題。


核燃料サイクルは破綻しているのに、

いつまで、しがみつくのか…


原発に固執するのは、

核兵器の材料を保持したい裏があるから?


原発推進の議員さんからも、反対の議員からも、

突き上げられるエネルギー基本計画。


もっと住民の声をしっかり聞いて、

計画を見直すべきです。


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posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 議会、議員活動2016.11〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする