議会前の議員説明会がありました。

かつては、会派ごとに開催されてましたが、
今は、原子力発電所特別委員会の委員のみです。
さて、日本原電からの説明の後…
日本原電2号機について、
規制委員会が新規制基準の適合性審査を
中断したことについて、
何人もの議員から質問が出されました。
2015年、規制委員会の有識者会合が
敦賀2号基の直下の断層を活断層と評価。
その後、日本原電は、独自の調査結果を示し、
「活断層ではない」と、主張し続けています。
ところが、2019年、そのデータに1140カ所、
3112ページにもわたる不備が見つかりました。
更に、2020年2月には、
80カ所のデータの書き換えが見つかりました。
日本原電は、故意ではない、
元データの上に新しいデータを
上書きしてはいけないことを知らなかっただけ、と。
この後、日本原電は根本原因分析を行い、
この間、6回の規制検査を受けましたが…
8月18日、規制委員会は審査を中断する、と。
宿題として、調査データを全て明記すること、
複数のデータは上書きせず記載することなど
出されたそうです。
3月に終えるはずだった根本原因分析について、
4つのうち時系列と問題点は
規制委員会に報告済みだが、まだ2つは途中とのこと。
残りは、問題の背後にある組織的な要因の分析、
そして、是正措置について。
すでに規制委員会に示したとのことですが…
活断層を活断層でないと言い切り、
後から認めることは前にもありました。←浦底断層
そろそろ、活断層と認めても良いのでは?
だいたい、直下でなくても、
敷地内に浦底断層があります。
浦底断層は、柳ヶ瀬山断層帯などと連動して動くと
M8.2の直下型の地震が起きる可能性があります。
住民の安全、安心のためにも、活断層と認めて
廃炉の決断をしていただきたいものです。
その後、日本原子力研究開発機構から、
もんじゅとふげんの廃炉措置について、
現状をお聞きしました。
さて、毎議会前の原発説明会が終わり、
いよいよ、議会だなぁ〜と実感。
予算は一通り見ましたが、
質疑の通告、一般質問の準備はこれからです。
がんばらなくちゃ〜💨