2022年02月15日

敦賀市原子力懇談会

今日は、敦賀市原子力懇談会があり、傍聴しました。


まず、文科省と日本原子力開発機構から、

もんじゅとふげんの廃炉措置について

説明がありました。


もんじゅの一次系のナトリウム(1588トン)が

抜いても、77トン残ってしまう問題について、

現在、抜き取るための装置を作っているそうな。


それでも、どうしても6トンほど抜けきれなくて、

解体する時に安定化処理して適切に処分する、と。


安定化処理? 適切に処分? 本当にできるの?


燃料取り出しについても、

今後、代わりの模擬燃料は装荷せず…


地震が来たらどうするの?


傍聴なので、聞くことできず…悶々😓


次に、日本原電から、1号機の廃止措置と

2号機の新規制基準への適合性確認審査の

状況について説明がありました。


2号機の審査資料ですが、

前に、改ざん云々言われていた、アレです。


現在、審査資料の作成、確認作業を

行なっているそうで…


2,000ページに及ぶため、時間がかかっているそうな。


それが終わると、社内監査を受け、

規制委員会の検査が再開されるそうですが、

いつになるかは未定だそうです。


もう、後がない覚悟で臨んでいるそうですが…


柳ヶ瀬山断層帯などと連動して動くと、

直下型のM8.2の地震が起きる可能性が指摘されている

浦底断層が敷地内にある日本原電2号機。


再稼働にしがみつくのはやめて、廃炉にすべきです。


最後に、関西電力から、

美浜1、2号機の廃炉措置、3号機の状況について。


老朽原発である3号機は、

特定重大事故等対処施設が9月ごろ運用開始のため

10月20日に発電開始する予定だそうです。


老朽原発である美浜3号機の再稼働については、

美浜住民も不安に思っていることは、

アンケートの結果でも明らか。


使用済み燃料の行き場もありません。


原発の再稼働はやめるべきです。


いつも、議会前に原子力発電所特別委員会の議員に、

機構と原電から説明がありましたが、

今回はコロナ感染予防のため開催しないとの連絡が

後からきました。


実は、原懇の傍聴は初めてでしたが、

行って、説明を聞いといて良かったです。


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posted by きよこ at 23:00| 福井 ☔| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする