上映会を取り込むことになりました。
今から100年前。
「朝から晩まで働いても、満足にご飯が食べら
れない貧しい人たち、一方では贅沢をしている人
たち。この不公平な社会をなんとかよい社会にし
たい」と、長野の製紙工場で行われた大争議を
支援した伊藤千代子。
治安維持法によって検挙され、拷問を受け
24歳で亡くなりました。
アララギ歌人・土屋文明は、
教え子を権力に奪われた憤りと心痛を
「こころざしつつふれし少女よ
新しき光の中におきておもはむ」と詠いました。
ロシアのテレビ局で「戦争反対」と言って検挙された
勇気ある女性が伊藤千代子と重なって見えました。
日本でも明日は我が身…
2017年、共謀罪法ができました。
テロや犯罪を防止するため、と言われていますが、
政府にとって都合の悪い運動団体は対象となるため、
「平成の治安維持法」と言われています。
政府が国民に知られたら都合が悪い情報は
秘密にできる「特定秘密保護法」もでき、
警察が盗聴しやすいよう盗聴法も改定されました。
自衛隊がアメリカと一緒に地球の裏側の戦場に
武器を持って行けるよう安保関連法もできました。
後は憲法を変えるだけ…の日本。
こうした今だからこそ、
一人でも多くの方に観て頂きたいです。
みなさま、ぜひ、ご来場ください。

映画「わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯」
5月8日(日)午後2時から
きらめきみなと館 小ホール
おとな 999円 障がい者、高校生 500円
映画上映ホームページはこちら