敦賀の女性議員4人で、新しくできた
「神宮前ぽっぽ保育園」へ見学に行きました。
特別養護老人ホームの渓山荘や、
福祉サービス事業所の野坂の郷や
子ども発達支援センターのパラレルなどを
やっている社会福祉法人敬仁会が始めた
企業主導型保育事業所です。
法人本部局長の桜井泰行さんが
園内を案内し、説明をしてくださいました。
鹿島建設が施工しただけあって?
とても斬新な建物でした。
ホールから、園庭が見えます。
小高い砂山?と砂場と小さな畑があり、
畑でサツマイモを育てる予定だとか。
なんと、給食室はガラス張りで
子ども達から丸見え。
現在、公立では給食業務が民間委託され
給食室も見えない中、
給食のおばちゃんとの接点が減って
顔も合わさないことも多いそうですが…
給食室が見えるのって良いですね~
ちょうど、お昼寝の時間でしたが…
お布団じゃない…!
「コット」とか言うメッシュのマットの上に、
シーツを乗せて、その上で寝ててビックリ!
うつぶせ寝しても、息ができるんだとか。
2階では、障がい児の放課後デイも。
1日10人定員だそうです。
2階に、外遊びができるところも。
保育園には制服があって、
赤ちゃんはロンパース、
ハイハイするくらいになると体操服。
私服で保育園に来て、保育園で制服に替え、
帰る時には脱いで帰るそうな。
で、保育園が制服を全部、洗うんだとか。
シーツやタオルケットも保育園のもので
家に持って帰って洗濯する必要は無い、と。
もちろん、有料ですが…
病後児保育もやってて、365日、年中無休です。
給食は3才以上児にも主食を出してくれるから、
ご飯を持っていく必要はないって、ありがたい!
働く親にとっては、至れり尽くせり…で
ぜひ、公立でもやって欲しいこと満載でした。
でも、小規模保育とか事業所内保育とか
いろいろある中で、なぜ、企業主導型保育を?
企業主導型保育事業は
厚生労働省でなく、内閣府所管です。
待機児童の解消のため政府は、
公立保育所を増やさず
企業主導型保育事業に力をいれていて、
補助金や運営面など、施設側のメリットを多く
設けています。
でも、企業主導型は届け出や指導は県で
敦賀市は直接関与できないし、
保育士資格が半数で良いとのことで…
心配な面もあります。
そこで、なぜ、企業主導型を?とお聞きしたところ
国の補助金があること、
事業の継続性が見込まれること、とのことでした。
保育士の資格についてお聞きしたところ、
全員、保育士の資格を持っているとお聞きし、
安心しました。
いろいろ説明をお聞きし、分かった事ですが…
企業主導型保育事業で預かる子どもには
自社枠(敬仁会と保仁会)と
共同利用企業枠(連携契約を結んだ会社)と
一般枠があるそうな…。
定員の半数は、自社枠と共同利用企業枠の
園児が必要で、一般枠は、定員の半数以内と
決まっているそうです。
ちなみに、保育料は収入に関係なく固定で、
自社枠と共同利用企業枠と一般枠に別れています。
子どもを預けている保護者が会社にお願いし、
「共同利用企業」として連携契約を結んでもらい、
保育料を安くしてもらうケースもあるそうです。
いろいろ、お話しをお聞きできて勉強になりました。
敦賀市の女性議員が5人になって、今年で四年目。
これまでも、超会派の女性議員で、
白梅学園や認定こども園(第2さみどり)に
視察に行きました。
今期、残り1年ですが…
いろいろ一緒に行けるといいなぁ~と計画中です。