2022年05月20日

保育の請願提出&広報広聴委員会&ギャンブル依存について

今日は、「よりよい保育を福井実行委員会」の方が

「保育所等の最低基準と、保育士の処遇改善の

抜本的改善を求める意見書の提出を求める請願書」を

議会に提出しました。


今大地晴美議員と三國真弓議員と私が紹介議員に。


6月議会の文教厚生常任委員会で

審査することになります。


私が紹介議員として説明することになると思うので、

しっかり勉強してのぞみたいと思います。


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午後から、議会の広報広聴委員会がありました。


議会便りの改善や常任委員会の放映、

SNSの活用の是非などについて話し合いました。


今期、残り1年を切りました。


どこまで進められるか分かりませんが、

みなさんと納得いくまで話し合って

進めていきたいと思います。



さて…間違って入金された4630万円を

ネットのカジノで使ってしまった問題が

ニュースになっています。


これまで、生活相談で関わった方が、

実はギャンブル依存症だったということが

少なくなく…


生活保護を受けられるようになった方が

わずかな保護費をすぐに使い果たしてしまう…


涙を流しながら、絞り出すような声で

「共産党の力で、日本中からパチンコを無くて欲しい」

と言われた男性…


ただ、好きで行ってるわけじゃない、

行きたくないと思っても、行ってしまうのが

ギャンブル依存症なんだと気づかされました。


そのため、なんとかできないか?と、10年程前、

福井で開催されていたギャンブル依存症の研修会に

半年かけて通って勉強したり、

自助グループの講習会に参加したりしました。


そこで学んだことは、

ギャンブル依存症は病気だということ。


しかも、死に至る確率が高い病気…


その根っこは、アダルト・チルドレン、

いわゆる、機能不全家族の下で育ち、

家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、

そしておとなになった人たちが多い、と。


その傷は、いろいろあって、例えば、赤ちゃんの時、

泣いても直ぐに抱いてあやして貰えなかった、とかも。


だから、誰にでも傷はあるし、日本は統計はないけど、

アメリカでは8割がアダルト・チルドレンだそうで…


誰でも、何らかの依存症におちいってしまう、と。


ギャンブル依存症には「愛の力」なんて通用しない、

「宇宙人だと思ってください」と言われ、

最初は理解できませんでしたが…


常に頭はギャンブルでいっぱい


家族が何を言おうが聞く耳はなく、

お金を工面するためなら嘘もつくし、犯罪も侵す…


そして、後悔して自暴自棄になり、

自殺する人が多いそうです。


一生治らないケースが多く、

精神科で安定剤などの薬をもらいながら、

自助グループに通って、話し合い

「ギャンブルをしなかった日」を続けるしかない。


ガマンできなくて、ギャンブルに行ってしまったら

また、次の日から、ギャンブルしない日を続けていく…


それにしても…その頃には、

ネットカジノなんて聞かなかったなぁ💧


ネットカジノとかスマホゲームとか、

簡単にお金をつぎ込むことができるようになり、

コロナ禍もあって、ますます、

依存症の方は増えているようです。


どうか、1人で苦しまないでください。


敦賀には、ギャンブル依存症の自助グループと

ギャンブル依存症の家族の会があります。


ぜひ、ご利用ください。


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さて、21日は福井で演説会があります。


市田忠義参議院議員は、今期で引退されます。


そのため、現職としては最後の演説会。


YouTubeでもご覧いただけます。


ぜひ、市田、武田両参議院議員と山田かずおの

お話をお聞き下さい。


posted by きよこ at 23:00| 福井 ☁| 日記2020.1〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする