略して県原協の総会がおおい町役場で開催されました。
総会の後、資源エネルギー庁の方による研修
「原子力政策の方向性に係る国民理解活動及び
今年度冬季の電力逼迫対策について」がありました。
ロシアのウクライナ侵略の影響もあり
原発の再稼働について、肯定意見が増えているが
わからないという意見も一定あり、特に若者に多い。
なので、メディアやSNS、説明会や講演会などで
理解を広げていきたい、と。
それって、私たちの税金とか
電気料金を使ってやんなぁ〜💧
再稼働について否定する意見として
一番多かったのが「国民の理解がえられていない」
だったけど、なんで理解がえられないか…
それは、今日の資料にも書いてあるように
放射性廃棄物の処分の見透しがない、とか
福島原発の廃炉の見透しがない、とか
大事故の不安、とか
地震や津波の対策が不十分、とか
防災対策が不十分、とかで、宣伝以前の問題。
一方、再稼働を肯定している理由として
「再稼働しても大事故は起こらない」は少なく、
多いのが「電力の安定供給」や
「新規制基準の適合確認を得ている」。
これらは、再生可能エネルギーは
安定供給が難しいという
ネガティブ情報を浸透させたり
(↑ 古賀茂明元経産官僚弁)
新規制基準は世界一厳しいという宣伝だったり
(↑ 本当はそうじゃないのに)
原発を推進する側の情報、宣伝によるもの。
肯定意見の根拠がいかにまやかしか、
真実を知らせることが重要だと感じました。
冬の電力が逼迫する問題では、
原発が稼働していないから
厳しいように言うけど…
原発に固執し、エネルギーの転換を図って
リスク分散してこなかったことは棚上げ?
原発のような大規模な発電所が
事故を起こしたり、故障すれば
電気が完全に足りなくなるという教訓はどこへ?
資料によると…
1番、情報を得ているのがテレビで
2番目に新聞だそうで…
電力会社に忖度せず、真実を報道する
新聞「赤旗」の読者を増やすことが
重要と感じました。
そういう意味では、
とてもタメになった研修会でした。