2022年08月24日

県原協の総会と研修会

今日は、福井県原電所在地議会特別委員会連絡協議会

略して県原協の総会がおおい町役場で開催されました。


総会の後、資源エネルギー庁の方による研修

「原子力政策の方向性に係る国民理解活動及び

今年度冬季の電力逼迫対策について」がありました。


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ロシアのウクライナ侵略の影響もあり

原発の再稼働について、肯定意見が増えているが

わからないという意見も一定あり、特に若者に多い。


なので、メディアやSNS、説明会や講演会などで

理解を広げていきたい、と。


それって、私たちの税金とか

電気料金を使ってやんなぁ〜💧


再稼働について否定する意見として

一番多かったのが「国民の理解がえられていない」

だったけど、なんで理解がえられないか…


それは、今日の資料にも書いてあるように

放射性廃棄物の処分の見透しがない、とか

福島原発の廃炉の見透しがない、とか

大事故の不安、とか

地震や津波の対策が不十分、とか

防災対策が不十分、とかで、宣伝以前の問題。


一方、再稼働を肯定している理由として

「再稼働しても大事故は起こらない」は少なく、

多いのが「電力の安定供給」や

「新規制基準の適合確認を得ている」。


これらは、再生可能エネルギーは

安定供給が難しいという

ネガティブ情報を浸透させたり

(↑ 古賀茂明元経産官僚弁)

新規制基準は世界一厳しいという宣伝だったり

(↑ 本当はそうじゃないのに)

原発を推進する側の情報、宣伝によるもの。


肯定意見の根拠がいかにまやかしか、

真実を知らせることが重要だと感じました。


冬の電力が逼迫する問題では、

原発が稼働していないから

厳しいように言うけど…


原発に固執し、エネルギーの転換を図って

リスク分散してこなかったことは棚上げ?


原発のような大規模な発電所が

事故を起こしたり、故障すれば

電気が完全に足りなくなるという教訓はどこへ?


資料によると…

1番、情報を得ているのがテレビで

2番目に新聞だそうで…


電力会社に忖度せず、真実を報道する

新聞「赤旗」の読者を増やすことが

重要と感じました。


そういう意味では、

とてもタメになった研修会でした。


posted by きよこ at 00:06| 福井 ☁| 原発関連2013.6.30〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする