27日、28日は、
全国原子力発電所立地議会サミットで
東京の品川へ。
サミットには、
全議員が参加する議会もあるようですが、
敦賀市議会は、原子力発電所特別委員会の
メンバーが参加します。
私は原特は今期初めて。
サミットは隔年開催とのことですが、
前回はコロナで中止だったので、
私は初めての参加です。
広い会場ですが、
すっごい人でめちゃ密です…😓
来賓の国会議員の中には
日本共産党の笠井亮さんも❤️
全体会の講演は日本エネルギー経済研究所の
村上朋子さん。
お話の冒頭に、朗報として、
カリフォルニア州議会が、
ディアブロキャニオン発電所を
2030年まで延長するための議案を可決した、と。
町の人から愛されていると説明され、
パワポに映し出された原発の映像は…
すぐそばに町?
こんなそばに住民が住んでて
無事に避難できるのか?
確か、アメリカでは、住民が安全に
避難できるかどうかが条件のはず…
と、不思議に思っていたら、話の中で、
「発電所はゲートからとても遠くにあって、
敷地内には牧場もあって…」と。
ネットで調べたら、町は数十キロも離れたところに。
そうだよね〜おかしいと思った。
町だと思ったのは、発電所の諸々の施設のようです。
ちなみに、ディアブロキャニオン発電所は、
1985年、1986年の運転開始なので、現在37年。
2030年まで延長しても運転開始から45年。
日本みたいに60年の上限までなくすような
話ではなさそうです。
さて、講演の内容はまるきり原発推進のお話。
新規制基準の適合性の審査が長期化傾向にあるって…
そりゃ、いろんな問題が出てきたり、
新たな知見が出てきたら、そうなるでしょう…
美浜3号機は申請から2198日もかかったって…
そりゃ、老朽原発を動かすって言うんだから、
そうなるでしょう…
てか、動かしたこと自体、おかしいと思うけど😖💨
なんて、心の中でツッコミしながら聞いてました。
分科会は、第3分科会
「原子力防災体制と避難計画」に参加。
コーディネーターは、敦賀にある
福井大学国際原子力工学研究所の安田先生。
広域避難について、冒頭、国の人が来てるけど、
要望しないように、と。
避難には道路の整備が必要なのに、
内閣府は予算を持ってないとの話で、
参加者からは、要望は言ってはいけないと言うが、
国はどんどん、立地議員の話を聞くべき!と。
福島原発事故の時、町の職員だったという
議員さんから、当時の様子も教えていただきました。
その他、広域避難の問題、通信網の整備、
避難行動要支援者…などなど勉強になりました。
今後、議会でも取り上げ、住民の命、安全を守る
原子力防災、避難計画となるよう求めたいと思います。
★ ★ ★
サミット2日目は、福島原発事故で被災した
双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町の議員さんより、
現在の復興の状況などが報告されました。
まだまだ、全区域が解除されておらず、
解除されていても、放射線量が高いところがある、と。
避難が長期化し、帰れない住民が大勢おられるそうです。
放射性廃物の中間貯蔵が復興の妨げになっている
ことも語られていました。
たくさんの困難を抱えているけれど、町の復興のため、
住民の移住定住により人口を増やしたい、と、
比較的若い世代が議員となって頑張っておられ、
胸が痛みました。
その後、昨日の分科会の報告があり、
経済産業省、文科省、原子力規制庁のお話があり、
大会宣言をして終わりました。
ちなみに、大会宣言は…
規制委員会の審査が長すぎるから早く終わらせて、
とか、こどもたちに原発教育を、とか…
これが議会なら反対討論するところですが…
そんな場は無いので、
拍手しなかったのはせめてもの抵抗です💨
さて、3年ぶりの電車、3年ぶりの新幹線…😓
帰って来たら、ぐったり〜💧
でも、心と体にムチ打って、日曜版の配達に。
今月も残りわずか…今年も残りわずか…?
時間が経つのが早いです💦