2022年11月09日

もんじゅ敷地内の研究炉&議員研修会&ロビーの展示

今日の午前中は、もんじゅ敷地内に作る予定の

試験研究炉について議員説明会がありました。


午後からは、敦賀市議会の議員研修がありました。


まず、議員説明会について報告します。


   ★   ★   ★


説明者は、文科省の研究開発局の原子力課長。


日本原子力研究開発機構と

京大の教授と福井大学の教授が同席されました。


文科省の説明によると…

研究炉で中性子を作り、研究や産業利用に役立てる、

高度な原子力人材の確保、育成強化をはかる、と。


完成は10数年先とのことで、決まってないことばかり。


炉の運転など実施主体について、

日本原子力研究開発機構とする見通し…

ということで、これもまだ未定?


そこで、

日本原子力研究開発機構がするのか、質問したところ…


文科省「日本原子力研究開発機構が

ふさわしいと考えている」


ふさわしい…?


確か、日本原子力研究開発機構は

もんじゅについて、1万件近い機器の点検漏れが発覚し

その後も繰り返し違反行為が明らかになったため、

原子力規制委員会から、運転主体として

「ふさわしくない」と言われていたけれど…


研究炉は「ふさわしい」のか…?💧


今後のスケジュールに地元同意が書いてないけど…

確か、地元同意はいるハズでは?と、質問したら…


みなさん、「安全協定は必要だが」と

回答するけれど、地元同意についてはしどろもどろ…


分からないのか? かわしているだけなのか? 


何と答弁してるのか、わからないのは私だけ?


また、研究炉とは言え、核のゴミは出るわけで…


使用済核燃料の年間の量、処理処分について

質問したところ…すべて未定。


出力10MW、実験装置は20台(想定)、

職員の試算は100人程度、

外部利用者は約1万人(推定)、

炉の運転は別に80〜90人…と、

プラス面は数字で示すのに、マイナス面は未定…💧


これまでも、何につけ、ずっとそうでしたが…


京大教授が、熊取の研究炉が

あと4年で廃炉になるので、

敦賀に研究炉ができるのはありがたい、

と言われたけど…


完成は、まだず〜っと先だし、

その間はどうするのかな?と思ったけど…

そこまで私が聞く必要は無いかな〜と

質問しませんでした。


さて、研究炉の賛否については、

市民のみなさんと相談して決めたいと思います。


とは言え、10数年先…


私が、議会に在籍してるか分かりませんが😃💧


   ★   ★   ★


午後の議員研修は、弁護士の太田雅幸さんによる

「議会における政策形成、政策提言能力の向上について」


さぞかし、難しい話だろうなぁ〜と思いましたが、

とても参考になるお話でした。


以下、簡単に説明すると…


市民から寄せられる要望や相談の中に

市の問題点や新しいアイデアがある。


執行部に繋げて、その場限りの処理をするのか、

それとも法的に解決すべき問題と受け止めるか。


べつにイチから条例を作らなくても良い。


執行部の援助を受ければ良いし、

罰則を伴う場合は検察と協議すれば良い。


大津市議会では、条例の策定について

様々な大学から助言をもらっているし、

政務活動費を使って、外部人材を活用している議会も。


…等々、いろんな先進的な議会の例をあげながら

話されました。


指定管理制度、公契約の中で、

働く人の雇用条件を改善するためには、

募集要項の中で、社労士の適格マークの添付を

求めるなど工夫ができる、とのこと。


公契約条例で優れた事例を質問したところ、

後に議会を通して回答をいただけるとのこと。


ぜひ、参考にして、議会で求めていきたいと思います。


   ★   ★   ★


市役所1階ロビーで、オレンジリボンキャンペーンの

展示があります。


子ども達が辛い思いをしないですむ社会にしなくては!


その隣りに、敦賀市の今年初めての取り組み

「幼児教育・保育自然体験等支援事業」の様子が

展示されてます。


IMG_2105.JPG


市内の保育園、幼稚園などの年長さんが

海に飛び込んだり、東浦でみかん狩りしたり、

地引き網体験をしたり、芋掘りしたり…


そう言えば、孫のあーちゃんも、行ったっけ。


せっかく、複数の園から子どもたちが参加したけど、

コロナ対策で他の園の子との交流は無し。


園単独での行動だったらしい…


コロナが恨めしい…


でも、子どもたちは、大いに自然を満喫できたようで

良かったですね💕


来年もぜひ、実施して欲しいです。


posted by きよこ at 23:41| 福井 ☀| 議会、議員活動2016.11〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする