2023年02月24日

補正予算の審査&26日、演説会です

24日は、予算決算常任委員会で、

補正予算について、質疑が行われました。


全体会は通告制で、通告を出した議員は

23人中8人。


いつもより、少ないなぁ〜💧


私は、退職手当と企業立地補助金と

企業中小企業者事業継続支援給付金について

質疑をしました。


退職手当の質疑で分かったことは…


定年前に退職する正規職員が11名、

会計年度任用職員も31名、退職されるそうで…

なぜ、こんなに多いのか…


退職理由を聞いても、

「自己都合、としか分からない」と。


しかも、正規職員では6名が保育士、

会計年度任用職員も13名が保育関係で…


更に詳しく聞くと、1名が保育士、

ほか、保育園の業務補助員、放課後児童クラブ…

とのことでした。


子育てに携わる仕事のみなさんには、

できるだけ長く働いていただきたいし、

私も、これまで環境改善について求めていますが、

今年も、たくさんの方が退職されるということで…

とても、残念です。


次に、企業立地補助金の減額についての質疑では…


補助金には投資分、雇用分、賃借分があって、

雇用分は、雇用保険をかけている人数で支給するもの。


植物工場では、他の会社からの出向3名、

パート20名が働いていますが、

雇用保険をかけている人がいないので、

雇用分の補助金435万円は支給しなかった、と。


企業中小企業者事業継続支援給付金については、

中小企業40万円533件、個人事業主20万円694件で

前年度よりも利用が増えています。


でも、予算で見積もったほどの利用はなく、

1億4103万円減額する、というもので…


質疑の中で、申請したけど支給されなかった

ケースについてお聞きしたところ、

中小企業1件、個人事業主6件も…


支給されなかった理由には、

事業収入以外に年金などの収入があり、

「収入の半分以上が事業収入であること」という

条件から外れ、支給されなかったケースが3件も。


これは、前から私が問題視し、

改善を求めているものです。


なぜなら…


例えば…

これまで毎月10万円の事業収入があった方が

コロナ禍で3ヶ月だけ20%以上少なくて、

120万円の年間の事業収入が110万円になった場合、

20万円支給されるのに…


年金が月6万円で事業収入が月4万円で

事業収入より年金が多い方は、

例え、年間48万円の事業収入が、

コロナ禍でゼロになって

年金だけになってしまった場合でも、

20万円は支給されません。


おかしくないですか…?


市は「1件でも多く支援したい」と言っているし、

予算はたくさん余っているのだし、

条件の緩和を検討しなかったのか?と

お聞きしたところ、していない、との

さみしい回答でした。


全体会の後、分科会が開催されました。


私は、文教厚生分科会です。


障がい福祉サービス事業所、介護サービス事業所に

物価高騰による経費の増加分の支援、

私立保育園、認定こども園の電気料金の増加分の

支援が計上されました。


2021年の12月議会の一般質問で私が求めたもので…

金額としては微々たるものですが、

実現できて良かったです。


また、きらめきスタジアムの用地買収についての

調停149万5400円、和解123万7800万円の2件。


きらめきスタジアムの駐車場の用地の購入について

令和2年3月議会で、議決後、

1年かけて、土地の測量をし、交渉をし…


ところが、敦賀市に土地を売った場合、

1500万円の控除が受けられる(公拡法)ので、

本来、敦賀市は、相手方にその説明と手続きを

しなければならないのに…認識不足でやらず…


分かって、慌てて説明をしたのが、

年度末、ぎりぎりの令和3年3月11日。


相手方は、控除を受けたい、と、いったんは

公拡法の手続きをするため書類を書いたのに…


公拡法の手続きをすると

令和2年度内(令和3年3月末)に土地の売買契約が

完了しないことが判明し…

敦賀市は、売買契約を優先させることに。


そして、翌日の3月12日、相手方に

控除(公拡法)を受けないと、所得税や住民税、

後期高齢者医療保険料、介護保険料が高くなることを

説明もしないで、公拡法の手続きを諦めてもらいました。


そして、無事、売買契約が年度内に成立。


敦賀市としては、めでたしめでたし。


ところが、令和4年に相手方が確定申告をしたら、

敦賀市に土地を売っていたため、

所得税が高くてビックリ!


住民税も、後期保険料も介護保険料も高くなってる!


控除を受けていたら、こんなことにならなかったのに…

ということで、敦賀市を相手に調停に。


相手方さんは、今後、発生するであろう

将来の負担についても補償するように求めましたが、

調停では、控除を受けた場合の金額と比較した

所得税、住民税、後期高齢者医療保険、介護保険料の

差額のみ、満額で支払うよう敦賀市に求めました。


そして、お二人の方に、合わせて273万4000円

支払うことになった、というものです。


他の議員さんからは、「敦賀市だけが悪いわけではない。

満額払う必要は無い」との反対意見が出されましたが…


私は、賛成の立場で、「市民は公拡法など知らない。

説明する責任は敦賀市にあったのに、しなかった。

しかも、その後、説明をし、

公拡法の手続きをすることになったのに、

土地の売買契約を優先させ、

控除が受けられなかった場合の説明をせず、

公拡法の手続きを諦めてもらったのは問題。

控除が受けられなかったことで

5年度の医療費や介護利用料も高くなるため、

本来、税や保険料だけでなく、医療費や介護利用の

値上げ分についても上乗せをして支払うべき」と

賛成討論をしました。


他の議員からも賛成討論があり、

賛成多数で可決するものと決定しました。


それにしても…ひどい話です。


スポーツ振興課の職員も、土地の売買なんて

ふだん、無いことなので認識が無かったのでしょう。


二度とこのような事にならないよう、

他部署との連携など

再発防止策を講じていただきたいです。


演説会(嶺南)2.jpg


2月26日2時から、あいあいプラザで

日本共産党演説会を開催します。


知事予定候補の金元ゆきえさん、

福井県議会議員の佐藤まさおさんがメインで

私も10分、お話します。


ぜひ、お越しください。


お待ちしています!

posted by きよこ at 23:25| 福井 ☁| 議会、議員活動2016.11〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする